涙、涙の大作!
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1曲74分のピアノ弾き語りということで、少々ビビりながら聴き始めたのですが、あっという間でした。車で聴き始めて、目的地に着いてそのまま車を停めて最後まで。涙、涙でした。目の前に見える風景がいつもと違うものに見えました。茨木のり子はすごい!沢知恵もすごい!知らないということは罪である、そしてどんな状況にも希望を見出せると思いました。くり返されるあの美しいメロディーが耳から離れません。
感動です
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沢知恵さんはこれまでも意欲的に活動をしていて、
私も日ごろから学ぶところが多いのですが、
今回の作品は強制連行の話ということで、
正直、暗くて、おどろおどろしいのかと思っていました。
聴いてみると、ただひとこと「感動」です。
アジアの国々への反省とか、謝罪とか、いろいろと考えなくてはならないのでしょうが、
それにも増して、劉連仁さんの生命力そのものに強い希望を与えられました。
この感動の物語を受けて、私は何をしなくてはいけないのかと
深く深く考えさせられました。
私にとって、癒しのアルバムとなりました。
圧巻です!
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茨木のり子のあの超大作をピアノ弾き語りに?
どんなものかと思って聴きましたが、圧巻でした。
聴いたあと、感動のあまりしばらく言葉が出ませんでした。
14年間を74分に凝縮させた緊張感がライヴ録音から伝わってきます。
朗読?歌唱?演劇?いろいろな受け取り方があると思いますが、
日本語の表現と真正面から挑み続けてきた沢知恵にしかできない世界、
彼女の集大成ではないかと思います。
ブックレット(歌詞カード)もとても立派で、
我が家ではCDラックの見えるところに飾っています。
テーマは重いですが、これは広く聴かれるべき作品だと確信します。