１９６０〜７０年代のイラニアン・ポップのコンピレーション盤。欧米からの影響を強く感じさせるグルーヴィーなサイケ・ファンク、哀感滲むフォークなど全16曲収録。パーカッションに加え随所に効果的に配されたネイ、サントゥールといった民族楽器が醸し出す中東特有のエキゾチックなムードが辺境マニアにはたまりません。なおイランの国民的歌手であるググーシュの若かりし頃の伸びやかで美しい歌声も本作で聴けます。