全体で5章からなり、最初の3章は直交座標系によるテンソルを扱います。つまり反変、共変の区別がいらない範囲です。
終わりの2章は一般のテンソルについて扱っています。クリストッフェルの記号や共変微分の説明は丁寧です。これで分からなければ、さすがに本のせいにはできず、自身のアタマを疑わなければならない内容といえます。