ピアノの魅力がたっぷり!
★★★★★
魅力的な小品が40曲も収録されています。ハフ自身の編曲もあり、レヴィツキ、シュレーザーなど、あまり知られていない作曲家のピアノ音楽が楽しめます。ラヴィーナのエチュードやパルムグレンの「En route」は聴いていてとても楽しい気持ちにさせてくれますよ。2枚のCDに「喜怒哀楽」が詰め込まれており、ピアノの魅力を再認識。
楽譜が手に入れば、素敵なレパートリーになること間違いなし!
隠れた「名曲」
★★★★★
有名曲ばかりを集めた「名曲集」に飽きたら、このCDを聴いてみて下さい。
隠れた「名曲」がたくさん聴けますよ。
ハフの演奏も見事です。
ちょっと変った小品集
★★★★☆
スティーヴン・ハフによるピアノ小品集。なかなか面白い作品が紹介されている。取り上げた作曲家の量が膨大。タウジヒ(Karl Tausing 1841-1871 ポーランド~ショパンのピアノ協奏曲第1番をソロ版に編曲した人物)、マクダウェル(MacDowell Edward Alexander 1861-1908 アメリカ)、クィルター(Quilter Roger 1877-1953 イギリス)、チェルニー(Czerny Karl 1791-1857 オーストリア)、 レヴィツキー(Mischa Levitzki 1898-1941ポーランド)、レビコフ(Rebikov Vladimir Ivanovich 1866-1920 ロシア)、ラヴィーナ(Jean Henri Ravina 1818-1906 フランス)、 エイミー・ウッドフォルデ=フィンデン(Amy Woodforde-Finden 1860-1919 イギリス)といったマイナーな作曲家から、ジャズのロジャース(Richard Rodgers 1902-1979)まで含み、ハフがアレンジ等手がけた曲も含む。またサンサーンスの「白鳥」のゴドフスキー版やショパンの歌曲“Maiden's Wish”をリストがポロネーズに編曲たものも含まれていて興味は尽きない。ハフのテクニックはさすがに冴え渡っていて、すさまじい華麗な演奏効果を撒き散らす曲もあれば、可憐な小曲もあり。