図鑑の完成度が高い
★★★★☆
哺乳類は世界に4500種ほどいると言われているがその内の450種ほどを紹介している貴重な図鑑です説明も細かく絶滅危惧種にどんなものがいるのか何を食べているのかという事も細かく書かれていますただいくつか気になったのは動物の体重でヒグマ等で1000キロと書かれていたが自分の知っているかぎり陸上最大の熊と言うホッキョクグマでも800キロくらいとよく聞くので1000キロは重すぎではないのかと思った事が1つ次にゴリラが人間を殺した事件について全く書かれていないという事ただその事件についてはゴリラの仕業とは思えない所もあるが解っている範囲でも書くべきだと思った最後に動物のためにできる事も書くべきだと思った例えばどこの保護団体に寄付をすればいいのか等こういった図鑑等を通して人は動く事が多いのではないだろうかただこの図鑑が素晴らしいというのは間違いないので野生の哺乳類好きなら買っても絶対損はしないと思います。
役には立つ。ただ思想的に。。。
★★★★☆
全ページ光沢紙を使っているので写真がとても綺麗で、見た目よりも重量が
ある本です。
著者のジュリエット・クラットン=ブロックは元ロンドン動物学会という事で、
動物の配分的には、比較的欧米中心といえると思います。
問題は絶滅危惧種に対する危険の叙述で、特に鯨類に関して欧米エリアでの
漁に対しては「捕鯨」または「捕らえる」、それ以外のエリアでの漁に対し
ては「虐殺」または「殺す」と叙述されており、自己中心的な恣意性があっ
て、とても科学的姿勢とは思えません。
また知能の発達した動物に対する偏向的な扱いもあり、「キリスト教圏」の
特殊性も感じられます。
ただこの書は図鑑ですので、その様な思想が僅かにあるからと言って悪書な
わけではなく、哺乳類4500種のうち450種を紹介している希少な書物で、哺乳
類の多様性を学ぶことには十分に役に立つ良書だと思います。
蛇足ですが、できれば日本人が新しい図鑑をリリースして欲しいと思います。
ライオンの扱いが・・・
★★★★☆
基本的に良い本です。ただトラやアフリカゾウ等が見開き2ページなのに比べライオンは1ページと扱いが悪いです。ハイエナやヒョウ、いやもっとどうでもいい小動物でも2ページ使っているものがあるのに・・・。体長や体重もトラに比べて控えめなような気がします。ライオン好きは他の図鑑にした方がいいかもしれません。
大人にも、子供にも。
★★★★★
小学生の息子の調べ学習用に購入しました。
子供用の動物図鑑では足りないというので、大人向けの本から探したのですが、これは、わかりやすい文体で、キレイなカラー写真を見ながら理解でき、しかも、他の同じような図鑑と比べても解説がたっぷり。選んで正解でした。
また、「絶滅危惧種」などの生息状況も載っているのですが、こんなにもたくさん、有名な動物たちにさえも絶滅の危機が迫っているなんて、親子ともどもビックリ。
はじめは、学名まで書かれているような大人の図鑑は本格的すぎるかな、と思っていたのですが、意外にハマって、ちょっとした隙に手に取っては少しずつ読んでいます。ハンドブックサイズなのも良いです。
今後、同じシリーズの「恐竜博物図鑑」も揃える予定。