電話の向こうの相手。それは他でも無い自分自身だったのかも知れない。聞く人によって向こう側の相手がまた違ってくる歌だと思う。それは恋人だったり友人だったり神だったり自然だったり星だったり。人は誰かに必要とされないと存在を確かめられないしやがて自分(真実)が消えて行く。だけど孤独や切なさを感じた時に自分の存在は人以外にも伝わっているような不思議な感覚になった歌でした。解釈が間違っているかも知れないいけど自分はそう感じた曲でした。

イエモン解散後にイエモンの曲とその素晴らしさを知ったヘタレです（汗）。
この曲は素敵っスね。JAMと並んで気に入ってます。
途中のオクターブが低くなる所と、
終盤の盛り上がりが特にカッコイイです。

僕が中学生だったとき、イエモンは「JAM」を唄っていた。
「乗客に日本人はいませんでした　いませんでした　いませんでした」
教室でＣＤを貸し借りしているのを何度も見かけた。

僕はその頃、フリッパーズ→コーネリアス→ＹＭＯの流れで、
テクノに異常なまでにハマっていて、なんとなくその空気には馴染めなかった。
上記のフレーズを聴いた時は衝撃的だったけど、
ＣＤを買って聴きたいほど、自分の中で湧いてくるものは無かった。

いつのまにか、そのイエモンも解散し、
YOSHII LOVINSONとして活動し始めたボーカルの吉井。
スペースシャワーで流れてくる情報ぐらいしか知らなかったのだが、
この曲を初めて聴いた時、完全にやられてしまった。

いつ以来だろう？ヒットチャートを賑わす曲をわざわざＣＤ屋まで買いに行ったのは。

不思議な力を持つ楽曲と言えば、それまでだが、
やはり、なにか取り憑かれたものを感じるのは、
吉井が真のロックスターだという証なのだろうか？

ラジオを聴いていて、CALL　MEが流れてきた時、心臓がバクバクしたんです。それで、購入したのですが、CALLME以外の曲は、私には強すぎるかもしれません。結局、１曲目しか聞かなかったりしてます。
でもCALLMEは最高です。歌詞もただ単に恋愛という感情でなく、もっともっと広い意味での歌詞とそれに相乗効果で曲がある・・・・是非聴いてほしい１曲です。

聴いたときには驚きました。80〜90年代のロックファン親父、待望の一曲です。まさに日本のプログレです。E・L・PやＫ・クリムゾン、イエスを凌駕する名作。アルバムもすばらしい。