なんとか読み抜きました
★★★☆☆
この本は、読んで判るつもりになる本ではありませんでした。
各章にあるサンプルソースを自分の手で動かしながら理解する実践的な内容となっています。
気が付いた事は、以下の通りです。
1.とにかく重い。ちょっとしたダンベル代わりになるかも?
いつも持ち歩いて読むつもりでしたら、軽い筋力トレーニングになるかもです?
2.サンプルソースは、そのままでは使えないケースが多々ありました。
決して誤記ではないのですが、動作環境、ソフト版数の違い??等々の理由で
とにかく動かないのです。
このような場合、必要となるのが自力で直す根性と想像力でした。
Django 使いとなるための折れない心を鍛える事もこの本の目的なのでしょう!
3.Django 本家でもオンラインマニュアル(和訳も有り)を出していますが
この本を卒業していないと、余計に混乱とゆうか挫折するかと思います。
ぐーぐってもあまり親切なページが無いのがDjangoの世界の様なので、
本書は良書と思います。
4.読み進んで物足りなさを感じる箇所が所々にあります。
でもそこまで進んだら、この本を責めるのでは無く「もうこの本から卒業ですよ!」
との著者からのシグナルかと思います。
実用的な良書
★★★★☆
約 500 ページ と結構ページ数はあるが、概念的な説明に必要以上にページ数を割くこともなく、「開発のプロが教える」とうたうだけあり、Django の使用法等、実用に重点が置かれた記述となっているため意外と読み進めやすい。
Django の書籍を購入しようとすると、本書を含めかなり選択肢が限られるが、果たして Django で何ができるのか、 Dango をどう使うのかという疑問は本書に目を通せば解決するだろう。逆にいえば、事例を含めそのあたりを説明しようとすると、500ページくらいは必要なのかもしれない。別途購入した別のハンドブック形式一冊は、詰め込みすぎのためか、全体像をつかみたいという要求を満たしてくれなかったが、本書ではそんなことはない。
実務的な良書であるが、逆にそこに徹し過ぎている感もありそのあたりが物足りなくもある。もう少し Django の哲学、思想、歴史に踏み込まれていると手引書を超えた一冊になるのだが・・・ 贅沢な希望か。
最初から最後までDjango
★★★★☆
この本は、本当に最初から最後までDjangoについて書かれた本です。
PythonやSQL関係の話はほとんどなく、最初から最後までDjangoについて、
詳細に書かれています。
ですから、PythonもSQLも全く知らない人が、Webアプリを作りたいと思って
買う本ではありません。
しかし、逆に、Djangoについて知りたいと思う人ならば、この本の内容は、
非常に役に立つと思います。隅から隅までDjangoを説明することに加え、
試しにブログを作ってみる例等もあり、分かりやすい本だと思いました。
リファレンスも最後についているので、実際に作る時に横においておくのも
悪くないかもしれません。
自分は、Djangoについては、この本で初めて知りましたが、
十分満足できる内容でしたし、値段に見合う本だと思いました。
初心者から中上級者までお薦めできる良書
★★★★☆
大変丁寧に書かれた良書であり、
Django初級者から中上級者までお薦めできる本。
またDjangoやPythonに興味がない方でも、
Webアプリ興味がある人ならば、得るものが多い本である。
サンプルプログラムもわかりやすい。(DL可能)
※欲を言えば、
「(多数を占めるであろう)Windows環境での設定例」
「Google AppEngine へのより豊富な活用事例」
等の内容をさらに充実させた、筆者らのグループの新書籍を期待したい。