インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

コーチング入門 (日経文庫)

価格: ¥872
カテゴリ: 新書
ブランド: 日本経済新聞社
Amazon.co.jpで確認
コーチングは単なるテクニックではないと再確認 ★★★★☆
最近流行のコーチング。
その全体像をまとめる一冊。
とてもわかりやすく、体系的にまとめてある。
実践的な教えもあり、すぐにでも試すことができる。

コーチングは単なるテクニックではないと再確認。
巻末に載っているおすすめの本を読んでもう少し勉強してみます。
丁寧に質問の体系を説明されている良書 ★★★★★
「セルフ・コーチングを身に付けたい」という思いと
「コーチングをちゃんと理解しておく」というフレーズに惹かれて
手に取った1冊。

前者では、自分の思考や目標の理解を深めることを目的に、
後者では、傾聴の大切さを感じていて、相手のことを理解するための
話の聞き方や会話を通して一歩前に進めるような終わり方まで
もっていくやり方を知りたいと思っていました。

実際に読んでみて有意義な情報が得られたと思えたのは
「GROWモデル」「質問の体系化」「『叱る』について」
の3つがあります。

1つ目の「GROWモデル」とは
Goals:目標の明確化
Reality:現状の把握
Resource:資源の発見
Options:選択肢の創造
Will:意志の確認、計画の策定
の5つで、これはコーチングの典型的な進め方となっています。
この部分は「セルフコーチング」を行う上で役に立つと思えました。
例えば、「Reality:現状の把握」の部分で紹介されていた質問例で
「目標の内、何%まで到達できてると思う?」
「今取り組んでいることで、1番充実感を感じるのと感じない部分はどこ?」
といったような質問が挙げられています。
今自分が取り組んでいることを正確に知るための客観的な視点の取り入れ方
を知ることができました。

2つ目の「質問の体系化」では
「的確に、状況を分析するには?」を根本に
質問をする際に注意することや質問をすることで何を得るか
がまとめられています。
最も強く心に響いたのは「人を責めるのではなく、事実を問うこと」の部分。
失敗を責めるのではなく、事実を問うことで、客観的に
事実を見ることができる、という点です。
「こういう問題が起こった原因のリストを作ろう」
「目標が達成されなかった理由をリストアップしよう」
といった質問を通して、今後のビジョンを策定してく
質問を取り入れてこうと思いました。


最後に3つ目の「『叱る』について」。
今まで「叱る」ことについて消極的なイメージを持っていました。
というのも、自分自身が叱られることに対して悪い印象を持っていたためです。
そんな自分が以下の部分を読んで、「叱る」ことが今後に繋がるものである
ことに気付けました。
「相手を批判したら、自分を正当化したい、守りたいという欲求が働く。
感情的には決してならないこと。
話にじっくりと耳を傾け、共感的姿勢で向き合い、事実と解釈を分類しながら、
理性的な対応をすること」

感情をぶつけても、その場で叱った方はすっきりするかもしれませんが、
両者にとって今後の関係は気まずいいものになってしまうでしょう。
相手が失敗したのはそれなりの理由があるはずです。
それを聞き、どうするか?を話し合っていければ、より協力していけるはずです。



■著者プロフィール
▼本間正人(ほんま まさと)
東京大学文学部卒業後、ミネソタ大学大学院修了。
ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究部門責任者、NHK教育テレビ講師
などを歴任する。
現在は、NPO学習学協会代表理事、帝塚山学院大学客員教授
LCA大学院大学客員教授、NPO日本コーチ境界理事を務める。
コーチングやポジティブ組織開発、ほめ言葉などの著書を持つ。

▼松瀬理保(まつせ りほ)
大学卒業後、全日本空輸、外資系航空会社勤務をへて研修講師、コーチとして独立。
日本国内メーカー、小売業、IT関連会社、鉄道会社にて、
「マネジメント」・「リーダーシップ」研修講師として活躍する。
現在は帝塚山学院大学講師、AIコンサルティングジャパンに関わっている。
概念的入門から始まるが実践的な面も多々ある ★★★★★
コーチングへの概念的入門から始まるが、その後「傾聴」、「質問」、「承認」という3つの側面から実践的な面も含めて解説。薄い本でありながら、有益な箇所があちこちに散りばめられていて、自分で実践したいと思わされるものがたくさんあり大変有益だった。

コーチングの目指すゴールは、経営力に通じる究極の営業力ではないか ★★★★☆
【そんなあなたに本書お奨めします】
・所属部署、職制の区別なく傾聴、質問という一連のサイクルを通してコニュニケーション力を再構築したい方
・指導を受ける側として、上長や周囲からの指導をどのように聞くべきか、何を感じるべきかを学びたい方。
・部下、後輩などの話をいかに聞くべきか、そしていかに導くべきかを学びたい方

【thekankichiの書評】
コーチングとは、「傾聴」「質問」「承認」という3つの重要なステップを通して、組織の構成メンバーを自律行動型の人材に変えていくことなんだと思います。それは、「解決できない問題はない」及び「不要な人材はいない」ということを前提にしないと、そもそもコーチング自体が成立しえないのではないかと思います。そういう意味では、コーチングとは、メンバーと自分との相互の信頼関係を構築しながら、各個人の本来は内面にある「モチベーション、自律性」を最大限に引き出す一連の過程とその結果全体をさしていうことなんだと思いました。

この本では、コーチングスキルとは一部の上長や、それを職業にしているプロのコーチだけではなく、全てのビジネスパーソンに求められる基本スキルだと位置付けています。以前から私もそう思っていたのですが、やはりその考えは正しかった。いわゆる「社内営業力」から、客先向けの本来の「営業力」、仕入先、支払先との「関係強化力」に至るまで、先天的にソツなくこなせる人間も多くいると思うが、コーチングにオーソドックスな知識修得とその実践を通して、後天的にそれらの力を身につけることができるのではないかと思えました。

 先天的な素養、素質だけの自己流で、飯を食うことはできるか否か、答えはイエスでしょう。しかし、先天的素養、素質だけでは不十分ではないかと思います。そこには普遍性がないからです。コーチングにしてもコミュニケーション能力には誰にでも先天的な能力はあります。しかし、それがいつでもどんな時でも発揮できる能力として、先天的能力及び後天的能力が本人に蓄積されるか否かとは別だからです。先天的能力はもちろん重要ですが、それと同党に、いや場合によってはそれ以上の重要性を持つコーチングをぜひ一緒に学びませんか。本書を読んで私はそんなことを感じました。
題名どおり入門書です ★★★★☆
題名の通りで、「コーチングとは何であるか」を理解するための入門書です。
ですので、「コーチングってよく聞くけどなんだろう?部下とのコミュニケーション改善の第一歩としてまずはそこから知りたい」というような方には合うと思います。
わかりやすい会話例が多く読みやすいです。
「コーチングのマインドを理解する」という点で非常に有意義ですが、実戦するためには更なる実例や手法を学ぶことがが必要だと感じます。
とはいえ題名に偽り無しなので★4つです。
ありがとうございました。 ★★★☆☆
ありがとうございました。