これは好きなオリジナルアルバムです!
★★★★★
Chicago V,VI,そしてVII…この辺りまでのシカゴは一つのピークだったと思う。トータルコンセプトに欠けるという意見も、多様性に富んだという意見も両方アリだと思います。
そして、シカゴがアメリカの多様性を吸収して作り上げた"白鳥の最期の歌"が、このアルバムではないか?と思ってしまいます。紙ジャケのCDはLPを完璧に復刻していて、ベースをT.Kassが弾いてたりするのも読み取れますし、音圧も上がっていてiPodなんかに入れてもストレス無く聴けます。
個人的にはこれとVI辺りが好きなので、このアルバムは最高評価していいのではないかと思いますよ。事実、現在のセットリストにも残っている曲が沢山ありますしね。イキの良いシカゴの音楽に浸るのも良いと思います。
奇跡のコンテポラリ-
★★★★★
当時のchicagoにしては、珍しくまとまりに欠ける印象を持つ7枚目ですが、
-saturday・・-以降のコマ-シャルに偏った方向を -デビュ-時の創造性の方向へ-
との意見と-ポップ性の重視-とのメンバ-間の意見対立の末にメンバ-個人の自由さに
任せての色彩豊かな内容になった好盤です。
5枚目からのアルバムチャ-トNO1が9枚目まで続く中盤に当たり当時の音楽シ-ンをリ-ドしていた
時期にこれだけメンバ-の個性豊かに出来上がったアルバムは、珍しかったです。
日本では、デビュ-時の印象が強すぎて 戸惑ったファンがかなり居た模様ですが、
どれを取ってみてもchicagoの’音’だと判るはずです。