1998
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平熱なんだけど血は濃い。AIRの3rdは、奥にあるエネルギーの強さに生を感じずにはいられない。自分の内側、痛みや葛藤をさらけ出した詞は、つぶやきが静かであるだけに心に激しく響く。特に11の詞は今までなら決して書かなかっただろう。同じフレーズから構築された、同音異型とでもいうべきインストの1、12といい、その間に流れる感情の軌跡と奇跡に、感じて涙を流して、不安が溶け出して光が見える。
初Airです
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Airを初めて聴きました。
I hate(嫌う) Chopinから始まりI Love Chopinで終わる構成とウッドベース、ジャケットに惹かれて手にとりました。
I hate〜ではいきなり歪みまくった音が迫って来ます。ノリもジャジーでアンチショパン的な感じですが、I Love〜では歪んだ音もなくなり、ノリも変わり、アコースティックな音(シンセもありますが)になっています。
このアルバムを通して何か変わったんじゃないのでしょうか。
音響的なのが好きな人にもいいと思います。ブライアン・イーノやエイフェックスツインに近いものを感じました。
人生最高の1枚
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スパイラル後期辺りから表れていたジャズ&セッションのスタイルが、ついに完成されたアルバム。いつも車谷くんは好事家きどりのヤツらからは悪評を浴びせられてた。でもこんな傑作をつくった。そのことだけでも感動してしまう。やっぱり精神的に病んでいる時期だったろうしそれが痛々しいけど、心の奥底まで車谷くんの優しさみたいなのが伝わってきて、聴く度に涙ぐんでしまう。大傑作です。
「やあみんな、僕が見える?HowAreYou,I'mFine・・・」
やっぱりイイ。
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たまたま耳にした“Heavenly”がきっかけで初めて買ったAirのアルバム。7年近く経った今、久しぶりに聞いてみてもやっぱりイイなぁと思える彼の曲は、ある意味すごいと思う。
永く聴くことの出来るアルバムです
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AIRのアルバムの中ではもっとも地味な印象を受けるかもしれないけれど、メロディが本当に良い。中でも「NEVER WANNA HEAR AGAIN」と「HEAVENLY]がオススメ。で、何度聴いても飽きません。彼の詩は、常に言うまでもなくすばらしいです。