同じ作者さんが以前、小麦粉料理の本を書いていらっしゃいましたが、
（　ウー・ウェンの北京小麦粉料理　）
題名が似ている新しいほうを購入。

レシピは餃子27種／春巻き21種／焼売9種類。
各項目の中にも、おなじみの豚肉や牛肉の焼き餃子や水餃子から
『りんごソテーの春巻き』『松の実入り黒米の焼売』の変わり種まで、大変バリエーション豊かです。
中には、水餃子の茹で汁を使ってつくるスープ、なんてものも5種類あります。
水餃子と蒸し餃子、焼売は皮のつくり方も書かれていて、
フードプロセッサ等も必要なく、それぞれ見た目や食感の違う生地が20〜30分寝かせることでつくれます。
市販の皮を使うレシピもあるので、忙しいときは具の組み合わせだけ拝借する、といった使い方ももちろん可能です。

上記リンクの本と比べると、表題の『包む料理』に特化した印象を受けます。
餃子というと大抵同じ具になりがちですが、
デザート代わりやおもてなしの一品にも充分通用するということをこの本に教えてもらいました。
包む楽しみのバリエーションを増やしてくれたことに感謝を表して、評価は5。

追記：
焼く調理をしたものは、冷凍しても美味しく解凍できるようです。
揚げる・蒸す調理をしたものは、解凍の際、中身の具によっては水分が出てきてべたべたになることがありました。
（野菜が多いものに傾向あり）