源文劇画エッセイ
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「源文劇画エッセイ」とでもいうような内容。作者の作品に興味を持っているような人であれば、買って間違いは無いのではないかと思います。
信じて良いのかどうか分からない小ネタの数々やあとがきもなかなか興味深いものです。
しっかりと体系的に理論的に説明してくれる。 類を見ない本
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小林源文閣下の本ということで入手させていただきました。
内容は、銃および爆薬の基本を 体系的、理論的に説明しています。(もちろんヴォリュームの制限から網羅的にというわけには行きませんが)
閣下の抑えた基調と絵により、大日本絵画社のこのシリーズでも出色の愛蔵の一冊です。私もリアクティブアーマーや成型爆薬の原理は正確には誤解していました。火薬の燃焼速度と銃身長の関係などなど興味深い話がテンコ盛です。買って損なしのおすすめの一冊。
AFVモデラー必見の兵器図鑑
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元々本書は某誌に連載されていたコミック仕立ての内容ですが、単行本にまとまったものを読むと読み応えは十分です。
火砲の歴史を説き起こし、AFVモデラーの間ではドイツ火砲の華88mm砲や榴弾砲の射撃の原理、火薬や弾薬の爆発のメカニズムなどなど、モデラーにとっては、模型を説得力のあるものにするための何故が理解できることと思います。
まずはご一読を。
ラッチュバムの本物が写真で見れる!
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88mm(セットアップに照準の付け方などかなりマニアック)を筆頭に戦車砲、手榴弾、迫撃砲、火砲、地雷(Sマインもあり!)、ブービートラップ...
地雷の所ではロンメルアフリカ軍団の作った3重地雷とか、押さえるべくところはちゃんと押さえられています。
短砲身だから初速が遅い、長砲身だから初速が速いという思い込みを粉砕!(私もそう思ってた...)
装甲板と砲弾の関係(徹甲弾、徹甲留弾、被帽徹甲弾、成型炸薬弾など基本は全て押さえてる!)に、
ゲルリッヒ砲もあるし対戦車擲弾もありますし... モンゴルのラッチュバム実物の試射も迫力。
エキストラ(付録)のノルマンディーは美味しい!
ここでも低地に水を張ったり、対船障害物の先端に機雷を取り付ける話などがちゃんと押さえられています。
しかし、この本が好きな人ってなんなんだろう?
陸軍好き? 歩兵好き? ちなみに私はUボートの方が好きなのですが...