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Miles Davis & The Modern Jazz Giants

価格: ¥1,102
カテゴリ: CD
ブランド: Prestige
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挙一明三 ★★★★★
『バグス・グルーヴ』と同じく54年に録音された有名なクリスマス喧嘩セッション。でもやっぱこれ喧嘩じゃねぇよ。演出だね。
一曲目の途中、モンクのピアノソロが途中でピタッと止まっちゃったりするけど、マイルスが吹いてる時は後ろのモンクが
微動だにしなかったりするけど、それもマイルスの指示・演出だろう。マイルスは何がしたかったのか。クリスマスらしく
静寂だけどユニーク、ユニークだけど静寂な雰囲気でも出したかったのか。まあそれは限りなく俺だけのフィーリングかも
しらんが。何にせよモンクはさっさとマイルスの意思を理解しただけなんだろう。きっと。この一枚不思議と安らぐからね。
トレーンやガーランドやフィリー・ジョーと演奏した56年録音の三曲目も、うっとりと美しい。理屈じゃない。安らぐ一枚。
ジャジー、ジャジーです。 ★★★★★
人に勧められて購入したこちらのCDですが、ジャズ初心者の私にも十分聴きごたえありました。
キースジャレットやビルエヴァンスなどのピアノ中心でジャズを聴いていたのですが、
友人に管が入ってるものも聴いたほうがいいのではと勧められ、彼のリコメンドでこちらの王道の1枚を
購入した次第です。録音も臨場感に溢れていて(雑音の入り方など)、ムードありありでした。
失敗テイクの予感さえするスリリングな「喧嘩セッション」 ★★★★☆
 俗に言う「喧嘩セッション」として有名な、Thelonious Monk(Piano)との共演(1曲目)が収録されている。Milesの不遜な態度に腹を立てたMonkが途中で弾くのをやめて、Milesが「早く弾け!」と応酬したというのが伝説の内容であるが、確かに途中でMonkは不自然な形でソロを切り上げ、Milesが途中で少しだけフォローし、再度Monkがソロを始めたりして、両者の音がグチャッとする瞬間がある。

 Miles本人は自伝で、Monkを立ててるのか立ててないのか良く分からないコメントをこのセッションについて残しているが、これもまた何か煙に巻かれたような気分になる説明ではある。真実はどうであれ、この両者のソロがブツカリあう不協和音は「喧嘩」として聴いても、単にMonkの「ミス」として聴いても、「どうなっちゃうんだろう」(笑)と聴く者をハラハラさせるスリルがある。普通に考えればボツになっちゃいそうなテイクだと思うけど、良くOKになったもんですね。

 この「喧嘩セッション」でこのアルバムは有名ですが、他の曲も良くまとまっています。ただ、このアルバムはハード・バップ時代の作品で、モード・ジャズに方法論を移行して以後のMilesの突進力が好きな人は何か大人しく感じちゃうかもですね。(僕もそんな1人。)
ハードバップ・マイルスとモード・マイルスの聴き比べに絶好 ★★★★☆
有名な1954年12月24日のクリスマス・セッション(ほとんどは『Bag's Groove』へ)から4曲、1956年10月26日に『'Round Midnight』のみ録音。
こう書くと何か残り物みたいな印象を与えるが、中身はなかなかの演奏である。特にモンク自身の参加していない『'Round Midnight』と(作曲した本人がこの曲だけ参加していないのも面白いなぁ)と、60年代以降のモード・マイルスになってからのコロンビア盤の『'Round Midnight』と比較して聴いてみることをお勧めしたい。

ハードバップ・マイルスとモード・マイルス。あなたの気持ちを捕らえるのはどちらのマイルスだろう。僕は間違いなく後者なのだが・・・(●^o^●)。

ハードバップ・マイルスとモード・マイルスの聴き比べに絶好 ★★★★☆
有名な1954年12月24日のクリスマス・セッション(ほとんどは『Bag's Groove』へ)から4曲、1956年10月26日に『'Round Midnight』のみ録音。
こう書くと何か残り物みたいな印象を与えるが、中身はなかなかの演奏である。特にモンク自身の参加していない『'Round Midnight』と(作曲した本人がこの曲だけ参加していないのも面白いなぁ)と、60年代以降のモード・マイルスになってからのコロンビア盤の『'Round Midnight』と比較して聴いてみることをお勧めしたい。

ハードバップ・マイルスとモード・マイルス。あなたの気持ちを捕らえるのはどちらのマイルスだろう。僕は間違いなく後者なのだが・・・(●^o^●)。