流星～THE KID～ [DVD]

価格：￥4,935

カテゴリ： DVD

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株の投資に失敗し、恋人にも捨てられたエリート証券マンのウェイ（レスリー・チャン）は、捨て子の赤ん坊を見つけ、ミン（エリクソン・イップ）と名付けて自分の子として育てることにした。そして4年後、貧しくも仲良く暮らすふたりの前に、ミンの実の母親（キーキー）が現れて……。
『黄昏のかなたに』『夜間飛行』などで知られるジェイコブ・チャン監督が『チャップリンのキッド』をベースに手掛けたヒューマンドラマ。主演のレスリー・チャンが製作総指揮も担当しており、ノーギャラで挑んだというその意気込みが伺える涙の感動作に仕上がっている。また、従来の彼のイメージを裏切るかのような庶民的な役柄というのも、ファンにとってはたまらないものがあるだろう。（的田也寸志）

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見つめられるレスリーから、見つめるレスリーへ ★★★★★

どの作品からも強烈なオーラを発するレスリー・チャン。周囲の視線を一身に集める役どころが多いと思うのですが、これは一転、明チャイを見つめるレスリーです。明チャイを抱き上げる仕草のなんと自然なこと！抱き上げたときに子供の頭をかばう動作、子供の視線に合わせてしゃがみ込む仕草、レスリーの愛情を感じました。香港で普通に生活する人の中に自然にとけ込んでしまっている！！それは、レスリーが大スターである前に一人の香港人であることじゃないかと思いました。こんなにきれいに年齢を重ねたレスリー。手折られたその生命に深く慟哭します。

自転車に乗るレスリー ★★★★★

　無精ひげにヨレヨレの服。外見に何の頓着もしない──。レスリーにしては珍しい役どころですよね。しかも、今回は父親役です。実の子ではないにしても、レスリー扮するウェイが、ミンという子に注ぐ愛情は実の親子以上のものがあると思います。ウェイとミンは、香港の下町に生きる父子です。レスリー出演作としては珍しく、画面には生活感があふれています。レスリーが自転車に乗る姿なんて、そうそう拝めるものではありません。上流階級に生きる男や社会的に恵まれた地位にある男を演じる機会の多かったレスリーですが、これほど生き生きした彼の表情を他で見ることはなかったと思うのです。

　ドラマは、下町に生きる人々の日常を描きながら展開していきます。画面に綺羅はないけれども、そこには父親の愛情があります。そして、ミンを一事は捨てた実の母の存在。我が子を捨てる母親は身勝手に思われますが、自分の生んだ子を捨てる苦しみほど辛いことはない──この映画を見て、そんなことを考えました。養父・ウェイと実の母親と──。どちらも、ミンを思う気持ちは同じです。ミンを愛する気持ちと、ミンの幸せを祈るがゆえの苦しみ。両者とも同じ心の葛藤を通して、二人の間には友情が芽生えていきます。

　結末は、見る方によってご意見が分かれるのかも知れません。でも、「あ、何だ、ハッピーエンドじゃないか」と、見終わった直後に私は思いました。ウェイもミンの実母も、ミンの幸せを思って出した最良の選択──それが、この映画の結末なんだと思います。

レスリーがとても楽しそうです ★★★★★

レスリーが作りたかった映画のかけらが、感じられる作品なのだと思います。
何よりレスリーがいつものように、美しい衣装をまとったり眩しい舞台の上でなく、
無精ひげにラフな格好で、猥雑なたくましい香港の下町を生き生きと走り回る
その姿が新鮮でした。

流星～THE KID～DVD ★★★★★

子役がうまい、泣かせる、かわいい！！！レスリーに子供がいたら・・とついつい思ってしまった作品でした。

もっとレスリーくらいつけっ！ ★★★☆☆