加害者の「心の闇」がマスメディアで連日伝えられています。同時にいのちや心の「教育」の大切さが報じられています。そこになんとなく違和感を感じます。
今、問題なのは本当は子どもの「心」ではなく、子ども同士の「つながり」のなさではないでしょうか。人と人が支え合い、生きていく社会。至極当たり前のことが忘れられている学校とはなんでしょうか。
金森先生の著作は学校教育で失いかけている、しかし一番大切なことを教えてくれます。それは「かけがえのないいのち」であるとともに、「生かされているいのち」であるということを。クラスの仲間とみんなで助け合い、励まし合うことの素晴らしさを伝えてくれます。
今の時代だからこそ、「いのちの教科書」をぜひお薦めします。