油がメインのメニュー本は難しい
★★★☆☆
油を使わない料理はほとんどないが、油はなかなか食材のメインになりにくいと思う。そこをうまく考えてメニューにはしているけど、やっぱりなにか物足りない。メニュー的には普通です。写真や盛りつけは綺麗なので、眺める分には楽しめます。ただ、巻中の資料で綿実油をキャノーラ油であるとしているのはいかがなものか。キャノーラ油は菜種油では?油屋さんの本なのに、こういう所を間違えて欲しくないと思う。
ヘルシーですね。
★★★★★
油を使ったレシピなので、高カロリーなのかと思ったら、案外ヘルシーな料理が多いです。
野菜料理などが多く、ダイエットをしている方でもokではないでしょうか。
本書のなかで使われている油は、何種類ものオリーブオイル、ごま油、エゴマ油などで、体に必要な必須アミノ酸がタップリ。美容にも良いような気がします。
レシピのなかで私がいま一番気に入っているのは「秋刀魚のオリーブオイル煮」。青魚は体にもいいし、たくさん作って作り置きしています。白ワインにも合うし、パスタにも合う。パーティー料理としてもお薦めです。
次はなにを作ろうかなあと、レシピを見ながら楽しんでいます。
油を売ってる場合です!
★★★★★
油断大敵!なんて言葉がありますように、
人間も生きて行くには、油っ気が必要です。
現代のように、肉食する人が増えてしまうと、
油と言うよりは、脂身の脂肪分となって、
美容と健康の敵のように思われたりもしますが、
それでも油は大切なので、よく知る必要がある。
そう思っていたら、ちょうどいい本が出ました。
書いているのは、東京・浅草橋で、実際にある、
金田油店のネット部門店長の、青木絵麻さんです。
ブログで紹介した、油を使った料理レシピから、
簡単に作れるものを、紹介してくれている。
また油にはどんな種類があって、特徴はどうなのか?
そうしたことが、レシピとは別にまとめられていて、
それを読むだけで、油に関する大要もわかります。
オリーブオイル、ごま油、ナッツ系オイル、こめ油、
レッドパーム油、各種シールドオイル、エゴマ油。
これらの油の特徴と、その活かし方が書いてあって、
その延長としてのレシピだから、価値があります。
中でもエゴマは、人の体内で余計な脂肪を押さえる、
α-リノレン酸の含有量が、ずば抜けてに多いので、
これからの健康食品として、多いに注目されてくる。
その点この本では、エゴマ油を使ったレシピだけで、
15種類も具体的に紹介されて、それぞれが簡単です。
この中から、自分にあったものを身に付けたい!
さらにこの本は、老舗油屋としての知識が紹介され、
過去における日本人の、油との付き合い方もわかる。
読むにも面白い工夫がたくさん仕掛けられていて、
ずっと手元に置いて、参考書にしたい一冊なのです。
オイルを使いこなす!
★★★★★
今まで何となく使っていた油のイメ−ジが一変。
しかも作り方、素材はいたってシンプル。
ポピュラ−なオリ−ブオイルやごま油から、グレ−プシ−ドやえごま油まで、
オイルと料理のベストマッチングを教えてくれます。
最近色んな種類の油を売っていて、使ってみたいけど何をつくっていいかわ
からない…そんなジレンマが解消しました。
レシピ以外の油のアレコレも充実していて、お得な一冊だと思います。
ぜひ続編を。
自炊派酒飲みにオススメ
★★★★☆
冷蔵庫にある材料でさっと作ってしまったようなレシピだが、実は完成度の高いレシピばかりで感心する。
キレイな写真をじっくり眺めているうちに酒が飲みたくなること請け合い。笑
著者はきっと毎晩、いろいろ作りながら晩酌しているのだろう。