1971年のソロデビュー作『コールド・スプリング・ハーバー』から、1983年発表の『イノセント・マン』まで、計10枚のアルバムからのセレクションと、書き下ろし2曲を加えたビリー・ジョエル初のベスト。
初期の一部マニア受けのものから、チャートをにぎわせた大ヒット作まで取りそろえているが、優れた作品が多いためか、2枚組のボリュームでもまだ物足りなさを感じる。あらためて彼が抜きん出たメロディメーカーであることを実感する。1985年に発売以来、人気を誇るロングセラーの名盤となっている。(春野丸緒)
哀愁はあるが感傷はない
★★★★★
ライナーノーツにも似たような評があったのですが
全くその通りです。切ない感情に浸りきることなく
丁度良くさらりと歌い上げるところに才能を感じます。
楽曲のセンスもノリの良いロックンロールから
しっとり聴かせるピアノバラードまで盛りだくさん。
でも統一感がある。
全てにおいて文句のつけようがありません。
いいですねぇ~
★★★★★
母親が好きで、隠れて聴いてたらいいなぁ~
と思って何度も何度も聴いている内に好きになりました~!
懐かしーい!
★★★★★
その曲を聴くと彷彿とする思い出ってありますよね。
オネスティ、ストレンジャー、ガラスのニューヨークなどなど…高校~大学時代の出来事が懐かしく思い出されます。
改めて今聞いてもとってもステキな曲達です。
優しいメロディ、ガンガンのれる歌、しっとりとした曲…ビリージョエルってどうしてこんなにいろんな曲風を作れるんだろう。
私にとってこのアルバムは、ホント宝物です。
大好き でも「素顔のままで」がショート・バージョン
★★★★☆
ビリー・ジョエルは学生時代のBGMだった。私はアルバム「ストレンジャー」を擦り切れるほど聞いていたし、結婚前のうちの奥さんは「ナイロン・カーテン」を浴びるように聞いていた。だから、このベスト盤は夫婦二人で別々に1セットずつもっている。大好きだ。しかし、不満もある。大好きな「素顔のままで」がショート・バージョンなのだ。私はカットされてしまった最後のインストルメンタルな部分が大好きなのに……。仕方ないので「ストレンジャー」もCDで買ったけど、こういうのを「心ない」というのではないだろうか。だから星四つ。
ビリー・ジョエルの魅力を知るにはとても優れたベスト盤!
★★★★★
1973年の「ピアノ・マン」から1983年「イノセント・マン」までのベスト・アルバム。ビリー・ジョエルの魅力は、それぞれのアルバムで発揮されるが、時代順にピックアップされた曲を聴くと、ビリーの曲の魅力、サウンドの変化などが分かり、ビリー・ジョエルの魅力を再発見出来る。彼のヒット曲は網羅されているので、これから聞こうとする方にはお薦めの一枚である。「ストレンジャー」を初めて聴いた時に本当にショックをうけた。名曲「素顔のままで」。ニューヨーク52番街の「マイ・ライフ」「オネスティ」。グラス・ハウスのロックン・ロールなど、スーパースターは友人のような気楽さで詩を語り、音に表現する。’ビリー・ジョエル’を味わうのに絶好の作品。