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NHKスペシャル 最強ウイルス―新型インフルエンザの恐怖

価格: ¥1,050
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本放送出版協会
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やや疑問 ★★★★☆
NHKは国営放送局という立場から常に中立的な意見を求められるべきである。H5N1ウイルスが1997年に香港の人に初めて感染し死亡者を出してからすでに13年が経過したが未だパンデミックは発生していない。また最近の研究では、H5N1ウイルスがパンデミックウイルスになる可能性を否定する科学的データも出されている。総じて、ウイルス学の専門家の中ではH5N1パンデミックは発生しないと考える意見も多い。中立機関であるNHKはただその恐ろしさをあおるのではなくそういったnegativeな意見についても考察を加えるべきである。これはあおりの立場をとる国の機関である感染症研究所のバックのもとに作成された弊害であると思われる。若干読者を洗脳するような感が拭えない。
新型インフルエンザについてまとまった知識が得られた ★★★★★
新型インフルエンザについてまとまった知識を得ることがきでた。
H5N1ウイルスがヒトに感染すると致死率が60%とも言われている
こと、感染爆発は起きるかどうかではなく、いつ起きるかと言う状況
であることなど、大変深刻な問題であることもよく分かった。

さらに、日本の対策委は大変遅れていて、いまだにマスクを備蓄しま
しょうなとと言っているのは大した対策になっていないこともよく
分かった。
今般の大流行でわかったことは日本の総合的対策の遅れだ。 ★★★★★
これまで鳥フルから変異の中国・東南アジア発H5N1新型フルの書物を読み、家庭で医療品・保存食糧の備蓄を図ってきた折に、予想外のメキシコ発の豚フルが発生、一気に世界中に拡大した。そしてPhase6のパンデミックを経験する中で本書を読むと、その脅威、対策、日本の現況が改めてよく理解できる。同時に我が国の新型フル防衛に更なる不安が起きる。まず日本では今でも、季節性フル、鳥フル(豚フルも含む)、新型フルの区別が出来ない国民がまだ多いのではないか。今般のH1N1型大流行で日本の総合的対策がまだまだ遅れていることがはっきりしたのではないか。4月末から黄金週間に発生国も含めて出国する邦人観光客、高校生の研修旅行に教育委員会・教師・高校長の管理能力、学校閉鎖中に盛り場に出る高校生、水際作戦は良しとしても感染拡大後の対応とインフラ整備の大不足という弱点が、能天気で、リスク管理なき症候群として顕在化したのではないか。医療施設での既存患者・妊婦・透析患者、フル患者殺到時対策、医療スタッフ、法整備をどうするのか。また厚生労働省だけでなく各省横断的に国全体としてもっと深く考えねば到底だめだ。
20世紀の新型フルのH1N1(1918年スペイン風邪)、H2N2(1957年アジア風邪)、H3N2(1968年香港風邪)そして今般のメキシコ発H1N1型はいずれも弱毒性だが、最も脅威はH5N1の強毒性だ。弱毒型は呼吸器周辺だが、強毒型は呼吸器のみならず多臓器に感染、重症のウイルス性肺炎は手がつけられない。ましてやサイトカインストーム現象で学生や若者に被害甚大だ。今般の教訓を活かし「絵に描いた餅」計画からベッド数、医療資材、医師・看護師確保の医療態勢整備に一段と加速を強め、これからの何年か暗黒時代に日本は勝ち抜きたい。
ひしひしと伝わる緊迫感。新型インフルの恐ろしさがわかる ★★★★★
数年鳥インフルエンザが騒がれていた頃、いったい何がそれほど脅威なのかいまいち実感できていなかった。最近の豚インフルエンザからの新型インフルエンザの誕生とパンデミックの脅威をめぐる報道をきっかけに、手にとって見たのがこの二冊。

NHK「最強ウイルス」プロジェクトによる『最強ウイルス―新型インフルエンザの恐怖』(NHK出版、2008)は2008年1月に放送されたNHKスペシャルの内容を加筆・修正して出版されたもの。すでにインドネシアでは鳥インフルエンザの新型インフルエンザ化が間近に迫っていた。一体2006年のインドネシアで何か起こっていたのか?WHOや現地インドネシアの医療関係者らの戦いの様子が非常に緊迫感を持って再現されている。さすがNHKスペシャルというべきだろうか。また、世界各国が進めているパンデミック対策も興味深い。本書を読むと日本の対策がいかに進んでいないかに危惧を抱かざるを得なくなる。

一方、外岡立人『新型インフルエンザ・クライシス』(岩波ブックレット、2006)は小樽市保健所長を務め、ホームページ「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」を運営する専門医。ブックレットの限られた紙幅においてよくぞこれほどの多くの情報を系統だててしかも分かりやすくまとめたものだと思う。そもそも「新型インフルエンザ」とは何か?近年の鳥インフルエンザH5N1の何が脅威なのか?対策をどうするか?といったことを手早くつかむことができる。インフルエンザは決してちょっと重い風邪の類ではない。きちんと脅威を認識して対策を講じることの重要性を痛感させられる。

今回の新型は強毒性ではないようだが、H5N1から変化した新型インフルのパンデミック化の脅威は確実に迫ってきている。決して今回の件を一過性の一事件で終わらせてはならず国際的に協調して対策を講じていく必要があることが認識させられる。新型インフルの恐ろしさがこの上なく認識できる格好の入門書。
読むべし! ★★★★★
この本は以前から問題になっている鳥インフルエンザについて書かれている。
世界各国の対策なども分かりやすく書かれている。
よく用いられる「フェーズ」についても理解することが出来る。
この本を読むと「フェーズ3」から「フェーズ4」に
段階が引き上げられたことの重大さを理解できる。

鳥インフルエンザについては、少しずつでも世界は対策を練ってきた。
しかし、豚インフルエンザとなると、まったくの不意打ちである。

いま、豚インフルエンザを対岸の火事と思っている人も、
ある程度の危機感を持ってる人も、一読の価値はある本だ。
感染予防の最たるものは知識である。
読むべし!知識を身につけて、自己を、家族を守るべし!!