なんと言ってもイラストがかわいい！チープなもの、アンティーク、映画、他さまざまな雑貨との出会いがイラスト＆手書き文章でつづられています。とにかくイラストが素敵なので、何度見ても飽きない！それも決して押し付けがましくなく、こんなこと知ってんだからね！っていう自慢ぽさもなく、「見てみて！こんないいモノ見つけたよ！」って友達同士でおしゃべりしてるみたいなワクワク気分を味わえます。

　自分の好きなものをめいっぱい詰めたおもちゃ箱を、ひっくり返したような本。なんでかわからないけど、好きなものって誰にでもあるはず。そのフィーリングが合う人は、繰り返しこの本を読んでしまうはず。「何が好きだったけ？」と忙しくて忘れがちだけど、もう一度自分のおもちゃ箱をひっくり返すきっかけになるかも。

杉浦さんの作品独特の「絵＋文」の原点がこの「ＭＵＲＭＵＲＩＮＧ　ＴＡＬＫ」。94年からごく親しい人だけに配られていたプライベート新聞を6年半かかって1冊の本にまとめたものです。古本屋、骨董品めぐり、お散歩、絵本、イギリス・・・杉浦さんの大好きが詰まったこの本は、仲の良いお友達の話を聞いているように身近に感じられます。

学生の頃、学級新聞を作っていたり、フリーペーパーに興味のある人には絶対読んで欲しい！！また、受験勉強等で煮詰まった時に読むと、頭が柔らかーくなりますよ。

すごくかわいいとは思ったものの、私には少女趣味すぎたかなぁ。共感がいま一つ。でも、ヒマな時にココアでも飲みつつ読む本にいいかも。作者の好みとピッタリはまってる方には☆×５だろうな～とは思いました。

とにかくかわいい！そして楽しいです。
この本を読むと、つい自分の周りの出来事を詰め込んだ新聞を真似して書いてみたくなっちゃいます。
ほのぼのとしたイラストがとってもいい雰囲気です。
自分ももっと日常生活が楽しめるんじゃないかなって思っちゃいます。
毎日を見る眼が変わります！