ブラジル音楽ボサノヴァファンにはうれしい限りのアルバムです。セウソフォンセカとクララモレーノのアルバムも良かったですが、これもすばらしい！特に都会的なサンバQuase Pertoは一日中流しっぱなしで聞いていたいぐらいです。実際そうしていますが。暑い日本の夏からブラジルのイパネマ海岸へと誘ってくれます。ついでにマルコスヴァーリの最新作ESPHERAもいいです！！

最初に聴いたときは、耳にここちよいフュージョン・ボサと思っていましたが
何度か聴くうちに、二人のつむぐ深い世界にはまってしまいました。

現役、ボサノバアーティストの巨匠、ダブルネームの夢の競演！
ボサノバファンには、たまらない作品だと思います。

ボッサを知り尽くした2人が競演した作品だけあって軽快なサウンドのなかにも、
今までのボサノバの歴史や流れを感じさせます。
私は、セルソ・フォンセカのアーバンでメロウで黄昏た雰囲気のボーカル曲にやられました。

２ショットのジャケットに妙な想像をしてしまうのは、
私だけでしょうか･･･？

ちょっと今までで最高かも。
１曲目を聞き始めた瞬間から、虜になりました。
流麗の一言に尽きます。
還暦を越えてもなお、これだけ瑞々しいサウンドを作り上げるマルコスのつきる事のない才能に感服しました。
僕は
Jet Samba
Mustang Cor De Sangue
Previsao Do Tempo
Marcos Valle
の４枚が特に好きなんですが、この新譜はいずれにも劣りません。