八年前のキットとは思えないできです。
Zガンダム本来のデザイン性、再現度とも素晴らしく、素立ち姿だけで鳥肌ものです。変形機構もパーツ差し替えですが、最新のユニコーンシリーズより差し替えパーツが少なく、それでいて両形態とも完璧。文句と言えばビームサーベルが手首と一体型という点ぐらい。
ガンダムはデザイン、プラモデルとも進化したと思えば、こんなに昔のものが素晴らしかったりする。本当に面白いですね。

私個人の意見としてはHGUC最高クラスの完成度だと思います。


一番良かった点はWR形態への変形をあえて専用のフレームに差し換えることによって、まとまりが非常によくなったことだと思います。

WR形態のみを見ればMG以上かもしれません。

価格以上のでき!

可動域は狭いです
ハイメガランチャーをしっかりと構えさせるのに一苦労かかります(自分だけ?) 腕が外れ次は肩が外れ、拳が外れのループでどうにかこうにかして、ようやく固定できるといった具合。

しかしハイメガ構えたZガンダム格好よすぎです

キットには『差し替え変形』と記載されていますが、実際には『変形』と呼べる代物では無く、MS形態から胴体と両翼と両足とシールドを外し、専用パーツに『組み換える』事でウェイブライダーへの変形ギミックを再現させています。

完全変形を実現したMGやPGと比べると、この『組み換え』はどうしても見劣りしてしまいますが、複雑な変形ギミックが無い組み換えだからこそ低価格での販売を可能にしていますし、MS、ウェイブライダーの両形態でのプロモーションの両立を可能にしているのです。しかも初期のMGと違って可動範囲が広く、変形させてもパーツがガタガタになりませんし。

ただし組み替えの際にパーツを繋げる部分にはポリキャップを使用しており、組み換えを何度も繰り返すとすぐにパーツが磨耗してガタガタになってしまうので、両形態を楽しみたい人は思い切ってもう１個買った方がいいかもしれません。

ガンダムは微妙にリアルタイムでない自分も何度か作った。興味がなかった4年の愚息
が初めて作った。ぱち組みってさらりとやって見たい人にはいいかも、ただMGと比較すべきでない。
価格とプロポーションのバランスの点が違うから。これはこれでいいと思います。