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鷲の驕り (ノン・ポシェット)

価格: ¥900
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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楽しめます ★★★★☆
随分前の作品ですが、久しぶりに読んでも楽しめました。

日本人を主人公にしなくても?
とか突っ込み所がないわけではありませんが、なかなか従来の日本人の筆にはないスケールとスピード感があって、楽しめる娯楽作品だと思います。

USの特許法に詳しいわけではないので事実との乖離を確認する方法はないのですが、リアリティは感じますし、深刻に考えさせられずに楽しめる「日本人が活躍する国際諜報もの」を求める方には最適かもしれません。
2007年の今読んでも十分に鑑賞に堪える秀作 ★★★★★
12年ぶりに本作を読み返したが、やはり面白かった。特許をめぐる国家同士の争いと、個人間の戦いを十分に描ききっている。難解な描写もそれほどなく、斯界に造詣が深くなくても熱中して読める。アクション要素も織り交ぜられ、ストーリーも二転三転するので飽きずに読める。GMOやバカラはイマイチだったが、この作品はお勧めです。
作者のタイムリー性には頭が下がる。 ★★★☆☆
日本人の小説にしては、国際謀略のプロットが練れていて面白かった。が、スーパーハッカーの”ケビン”、これはケビン・ミトニックだし、それを捕まえた日本人の”サソウ”はツトム・シモムラだし、謀略を働いた米国副大統領の”ルース”はアル・ゴアをまんま想像できる設定なのにはおもわず吹いてしまった。もう少し仮想できる部分を残してくれないと、実在の人物とだぶってしまう。とはいえ、中村ダイオードの件もあって、ようやく日本でもち財特許戦略(CI)に対する認識が高まっているが、それを8年前にエンターテイメントに仕立てている点は評価できる。最近の著「GMO」も食料DNAの話。食の安全性が問われていることを考えるとこの作者のタイムリー性がよくわかる。
やっぱり仕掛けがいっぱい ★★★★★
この著者の前著、龍の契りが面白く、この本にも手を伸ばした。舞台は前作と同じく世界を股にかける話しで一気に読んでしまった。感心するのはDetailの部分に無理がなく、奥行きの深さを感じさせるところ、又、ストーりーの面白さか。純粋に面白く、仕掛けもいろいろです。
ある「石」の特許をめぐるミステリー ★★★★★
 本書はある「石」に関する特許をめぐってのミステリーである。登場人物は実に多彩で、ハッカー、弁護士、CIA、通産省、コングロマリット等々で、それぞれが複雑に絡み合い話が急テンポで展開されていくのだが、文句なく

面白い。著者は元ジャーナリストだが、前作の「龍の契り」での歴史記述といい、本作品の特許に関する記述といい、専門家並みの厚みがあり、思わずのめりこまされてしまった。間違いなく一級の作品である。