快感!アコギ・デュオ
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ギターはソロよりも実はデュオがいい。ギターソロは表現に制限があるが、デュオは一挙に世界が広がる。これは末原名人によるアコギによるデュオ・アレンジ集だ。特にこのアレンジ集は付録の著者自身の演奏録音のCDがすばらしい(録音もすごくいい)。1曲目のハイウエイ・スターのストローク伴奏にのったメロディーがなんと耳に心地よいことだろう。他にボヘミアン・ラプソディ、イマジン、素直になれなくて、いとしのレイラ、素顔のままでなど誰もが知っている名曲が続く。アレンジはこの著者のソロよりかなり難易度が高い。アコギが中心だが曲によってはナイロン弦も使用している。CDの後半には、バッキング・パートの録音もあるので、ひとりでデュオの世界を楽しむこともできる。とにかく末原名人のこのギターの響きをぜひ聞いてほしい。快感!ギター・デュオってやっぱりいいな、である。
一人でも楽しめるデュオ・ギター・スタイル「ロッククラシックス編」
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デュオとあるので楽譜が2つあるのかと思ったら、「末原名人とのデュオ」ということで
カラオケのバッキングがCDについていました
少しギターを弾かれる耳コピーのできる方がいればデュオもできるようです
著者のコメントにもあるように、キング・クリムゾンの「風に語りて」の収録、
なかなかなく、すばらしく、これを聞くために買ってよかったと思いました
「洋楽が聞きたいけれど何を聴いたら良いかわからない」
という、ギターを弾かない方にも最適な選曲で、
親切に原曲のアルバムの紹介つき(全曲です!)の名曲の解説がすばらしいです。
末原名人のソロギターの楽譜集は2冊持ってましたが
それらとはまた違ったテクニックのレベルの高さと、
粋なアレンジ、シンプルでも奥の深い音にびっくりです
演奏CDとしても BGMとしても聴き応え抜群、名曲が流れてた時代を思い出しました