こう言っては何ですが、大した内容の本ではないです。
吉田氏が日本国内のどこかに行って何かして、ついでにそのへんにある観覧車に乗る、という内容です。

でもすごく和みます。
ホントそれだけの本ですが、余暇に読むのにはぴったりです。
のんびり読んでも一時間くらいしかかからなかったのですが、心からリラックスできたことは確かです。
このレビューを読む人に知ってもらいたかったので感想を書きました。

お勧めします。

全国にある観覧車に乗り、紀行文を書く･･･
という企画のもと、吉田戦車さんが（時には一人、時には漫画家友達やお子さんと共に）全国の観光地に取材に行って書かれたエッセイです。
と、いっても単純な紀行文でも、観光地案内でもありません。
戦車の、戦車による、戦車的な観光地視察文です。
海の近くにある巨大観覧車（葛西臨海公園にある観覧車）に、「巨大怪獣が襲ってくるのではないか！」と不安になる･･･そんな体験記が綴られています。
実は私も海の近くの巨大観覧車に同じような感想を抱いていたので、
この本、とってもはまりました！
戦車ファンはもちろん、怪獣ファンも読んだら受けてくれそう！