聴き応え、冊子の読み応えがしっかり感じられる内容です。
冊子はコラムや《赤とんぼ》に関する音楽理論やエピソード、山田耕筰自身の文章など、小さな論文集のようなつくりになっています。曲を深く理解でき、より興味をもって何度も聴くことができるようになると思います。
CDの方は同じ曲が演奏者や楽器を変えて、様々な方面から《赤とんぼ》の魅力を見させてくれます。
英語やドイツ語などに訳された歌は印象的でした。
少々中だるみ感もありますが、各自の好きな《赤とんぼ》を見つけることができることでしょう。。。
これからもこのような専門的なCDの登場を期待しています。