宝石に魅了される気持ちは分かる。大先生となったさくらが昔と違って金持ちで、宝石を買い漁るだけの経済力があるのも分かる。そして、物書きとして自分が夢中になってる宝石の魅力を読者に伝えたいのも分かるよ。

だけど私は今の金持ちなさくら先生は好きじゃない。
ずっと貧乏でいろとは言わないけど、水槽の底できらきら光るビー玉とその上を泳ぐグッピーたちに宝石の輝きを見出だしていた子供時代の感性を持ち続けていてほしかった。
本物の宝石じゃなくても宝石のようにきらきらと輝くものの素晴らしさを、小さなまる子の視点で伝えていてほしかった。

に釣られて購入してしまうとガッカリします。

さくら先生がちびまるこちゃんで得た収入で宝石買いあさり、
しかも宝石商を連れての旅ですから値切り、得したよっていわれても一般人には縁がありませんし得るもの無しです。

買うことは個人の自由ですが、ももこプロダクションてそうゆう事のための会社ですか？
コジコジ・憧れの魔法使い・小さな宇宙人アミ・・・
先生の作品が好きだった者より。

ノンノ連載時にリアルで読んでいました
実際に鉱物や宝石、地学が好きな人にはかなり情報が乏しいと思います
ティーン向けの雑誌の中に宝石を買いあさるエッセイがあったのを
当時は非常におばさんくさく、あさましいと感じたものです

さくらさんのファンなら楽しめるのかもしれませんが、
石に関する知識が完全に他人の受け売りで、
読了後の感想も、結局、行きつけのお店の宣伝本か〜としか思えませんでした。
この本で宝石に興味を持ったという人も多いようですが、
ひとつの物を鵜呑みにするのではなく、もっと自分の感性で判断してほしいと思いました。

ももこさんのエッセイは、夜寝る前などリラックスな感じで読むことができるところが、よいですよね。
宝石なんて一個も知らなかったまだまだ２０歳そこそこの私が、ももこさんの言う通り宝石に魅了されました（笑
本の中に出てきた緑とも、青とも言えない色。空のようないろ。そんな色を発する宝石をいつか直に見てみたいって思ってます。宝石の写真が細かかったのがちょっと残念だけど、写真は載っているので確認はできます。

いっぱい本を書いているももこさんだから、あんなにたくさん買える、いっぱい私も働いて、将来は宝物の宝石に会いたい＾＾