ほのぼのした珍問が集約されているため、リラックスしたい時や気分転換にはお薦め。
特選シリーズ（その１〜３）を全て完読したがこの３冊目が最も珍問が多かったような気がする。
らも氏はかなりの難問にも笑いと頷きを伴うような回答を提示しており、（新聞）連載中はかなり苦労した姿が想像できる。

「特選」と言うだけ有って抱腹絶倒です。
あまりにも面白かったので、その1～3までをわざわざ新たに買って、海外に住む妹に送ったくらいです。
中島らも氏を知らない妹にも大ウケで「ひーひー」笑いながら国際電話がかかってきたほどです。
物凄いくだらない（当人には深刻な）相談に中島らも氏が真剣に答えています。

カンチョーに怯える女子高生やカリントウを不憫に思う銀行員やなんでも記録魔の夫を持つ妻。
こんな相談に答えられるのは中島らも氏だけでしょう。独自の価値観による返答も最高に笑えます。
それにしても、こんなに変わった楽しい人たちが全国に散らばってるのかと思うと日本もなかなか良い国だと思ってしまいました。

電車の中などの公共の場で読むと笑って吹き出してしまう!ので要注意。
1～3まであるシリーズですが、その3が一番面白い！
だから、その3を楽しみに、まず1から順に読むことをお勧めします。