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東京1950年代―長野重一写真集

価格: ¥3,360
カテゴリ: 大型本
ブランド: 岩波書店
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画像の鮮明さに驚かされました ★★★★★
この時代の写真を資料としてよく観てますが、この本には驚かされました。実に鮮明な写真ばかりです。そのせいで、写真のあらゆる箇所にじっくり見入ってしまいます。実に貴重な資料です。
頭一つ抜きん出た懐古写真集。 ★★★★★
タイトル通り昭和20年代の東京が中心の懐古写真集。
銀座、新宿、渋谷、浅草などを中心に城東、城南、城北地区の写真がくまなく掲載されてます。
撮影された年、場所が記されている上、その被写体のほとんどに
具体的場所を知らせてくれるような情報があるのが素晴らしい。
(表紙もそうですよね、、。)
買って損は無いです!!

60年前の銀座三原橋の写真を見て、
銀座シネパトスの構造理由が分かりました(笑)
懐かしくもあり時代の正鵠を得た写真集 ★★★★★
正直、購入までは少々価格が高いので迷っていました.
手にとって一枚・一枚見ているうち1950年代の空間、空気間(雰囲気)
に浸れました.大判の写真集なので十分とは言えないまでも
かなりオリジナル・プリントを想像できる出来栄えだと思います.
名前は知っていましたが、これ程シャープに人間又時代を
写し得た写真集に五つ☆を献上したいと思います.


もっと讃えられるべき写真家 ★★★★☆
長野重一は先頃亡くなったストリート・スナップ写真の大家・桑原甲子雄に勝るとも劣らないスナップ写真家です。
市川昆、羽仁進、大林宣彦といった著名な監督と組んで映画も撮っていますが、何と言ってもストリート写真がもっともその本領を発揮するところです。

高度成長期の日本を捉えた『ドリームエイジ』、90年代の東京を撮った『遠い視線』、谷川俊太郎との共著の写真絵本『よるのびょういん』、ドキュメンタリー写真の歴史を分かりやすく解説した新書『ドキュメンタリー写真』等々、いずれも第一級の仕事です。
あまり話題にはならない人ですが、実は誰よりも世界に誇るべき写真家です。

絵画や写真は大型本に限ります。手にとってそのことを実感させられました(プリントされた実物には遠く及ばないですが…)。
東京をノスタルジックに眺めるも良し、ここから「遠い視線」や岩波写真文庫まで長野重一を追いかけるも良し。
『三丁目の夕日』現象・昭和ブームのせいか「〜の東京」といった最近多い企画なので星満点は無理でした(笑)。