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★★★☆☆
中華風ファンタジー?
読みにくい名前、時代設定を意識した文章などは別にいい。気にならない。
ただ、イリヤの時みたいに著者の独特な作風を強く感じることが出来なかった・・・それが好きなのに。
もっと自由に書いてもらっていいような気がするんですけどね。
ちょっとダラダラとした所もありますが、作品としてはしっかりしている思います。
最強武侠小説
★★★★★
「SFではなく、なんで中華風ファンタジーなんか書くんだよ」と残念な気持ちで読み出したが、べらぼうに面白かった。並のファンタジー風のラノベとは比較にならない。
ラノベ作家で、ここまで文体を意識していて、それが成功している人は稀だと思う。この著者の実力はエンターテインメント系作家のなかでも超一流だと思う。
主人公の少年・少女が相思相愛なのに、意思の疎通が出来ていないという人間関係が、この作品の一つのツボだと思う。
武侠小説が好きな人には、是非読んでほしい作品だ。
すんご〜〜〜(中略)〜〜〜く気長に……
★★★★☆
電撃hp50号をお買い上げでない皆様に告知です。
どうもこのシリーズ、「すんご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く気長に作る」みたいです。具体的に言うと、10年単位の完結をモットーとしているほど(驚愕)。
元々、三枝零一先生並に刊行の遅く、だけど面白い作品を作るお二人なので、気長に待ちましょう。
読み手に配慮を
★★★★☆
著者の期待の新刊でした。ほぼ発売日に入手しましたが、先日(8月14日)にやっと読みました。
なぜにこんなに時間がかかったか、というと、正直読みづらいのです。
特殊な読み方をさせる漢字が多用されていますが、それらには必ずルビをつけるべきだったのでは…と思います。
もっとも、後半は慣れましたけど…
5ヶ月ぐらい放置していた理由はそれにつきます。
次巻が出るのか心配ですが、それまでにこの「慣れ」が残っていればいいのですが…
次巻の刊行を切望します
★★★★★
龍盤七朝という古橋氏とのコラボ企画第一弾・DRAGON BUSTER 01です。
読んでいる途中、良く練りこまれた世界観・設定だと思いました。
虚構たる世界が厚ければ厚いほどその描写は説明的になってしまいがちですが、これは正真正銘「描写」です。
秋山さんの描写の技巧に感心しましたホントに。
またそれぞれのエピソードも伏線としての性格が強いです。
特に見せ場があるわけでもありません。
ですが、楽しめないわけでは決してありません。
たぶん理由は登場人物にあるのだと思います。
この作品の登場人物は見ていて面白いです。
「血が通っている」とでもいうのでしょうか、群像に終始しているのみである彼らの行動の一つ一つが面白い。
この辺りは作者の腕だなと思います。
それと、終わらせ方も見事としか言い様がありません。
あの最後の一文を見てしまったら次巻の刊行をひたすら願うばかりとなりました。
憎いです。
頼みますよ秋山さん。