成長物語に綻びが?
★★☆☆☆
一部までのNARUTOは心理描写や努力の経緯を時間をかけて丁寧に描いていた印象があり、
弱い下忍ながらも徐々に力をつけていくナルトの成長を見るのが楽しみであったのですが、
この巻でのサクラの活躍ぶりを見る限り、少々強引かな?と感じてしまいました。
作中の人物にやたら褒められ認められているようですが、火影への弟子入りから今日に至るまでの
経緯が希薄で、肝心の戦闘でも省かれているシーンがあるせいか、どうも違和感を感じます。
二部に入ってから大味な展開が続いている感じなので、作品の質が落ちないかと心配にもなってきます。
ぶっちゃけ
★★★☆☆
ぶっちゃけナルト贔屓なので、サクラの成長メインの30巻
はあまり興味をひかなかったです(サクラファンの方スミマセン)
しかし、昔はあんなに口だけの子だったのにここまで
成長したのね…(ホロリ)と昔を思い出しました。
昔と言えば、絵も上達され、だんだん安定されてきました。
ですから、同じ動きや、安定に囚われ、新しい動きを出すこ
とができないんじないかなー(無意識)と思ったりしました。
そのあたり漫画家さんは大変ですよね。
そして、最近よく言われる「魔法忍術」に関しては、
もうしかたないかなーって感じがしますね…。
今更現実味ある忍術とか出されてももう物足りなさを感じて
しまうんじゃないでしょうか。
とFF7ACをみて思いました(ぉぃ)と言うか製作者様が
この際なんでもあり見たいなこといってたような?
あそこまでいくともう気持ちが良いです。この際ナルト
もトコトンつっぱしってもらいましょう。がんばれ。
スゴイッ!
★★★★★
29巻辺りから溜め込んできたナルトの怒りがついに爆発します。
序盤の「てめーら!ぶっ潰す!!」というセリフから、ナルトの怒りを存分に感じてください。
絵も内容も物足りない気が…
★★★☆☆
ナルトは好きな漫画なんですが、最近気になるのが書き込み不足で画面全体が白く浮いていること。塗り絵ができそうです。さらに似たようなシーンの繰り返しで話の内容も薄くなっている気がします。
読んでいて物足りない感はぬぐえないです。
友情物に弱いんです・・・。
★★★★★
NARUTO30巻。自分はスゴク好きです。
この30巻ではサクラちゃんがすごく頼もしくなっているし、自分の道をしっかり見つけることが出来ている・・・そんな姿に母親のように胸が熱くなりました。
(サクラちゃんくらいの子を産めるような年齢ではないんですが)
NARUTOって、台詞に頼らず、絵・表情だけで見せる部分ってありますよね。
岸本さんはどのように考えてその様なことをなさっているのかは知りませんが、私は、それぞれ読者が色々なことを想像できるようにしてあるのでは?と思って読んでいます。
言葉が必要な時もあるけれど、却って台詞を入れたことにより薄っぺらな感情として目に入ってしまうこともあります。
そういうことを思うと、NARUTOは、それぞれの読者の感覚まで含み、1つの作品になっているのではないかなぁと思います。
ですので、私みたいな読み方をする人は、きっと、これからもNARUTOを読み続けられるんじゃないかしら?と思います。
そして、まだ読んだことがない人は、さすがにこの巻からは無理があると思うので、友達にでも借りて見てみてください。そしてハマったら買ってください(笑)
何だかんだといいつつ、やはり大々的に人気があって売れているものには人を惹きつける「なにか」があるんですよ♪