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後宮の世界―仰天!歴史のウラ雑学 (竹書房文庫)

価格: ¥617
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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敷居は低く広く、出口は高い。 ★★★★★
というのは、モノを作る上での理想なんだそうです。
この手の本としては、その条件をかなりクリアしてるなあと感心しました。
雑学本にありがちな「俗説」をつらつら並べて一丁在り、というのではなく、作者が相当資料を読み込んでるなあと。それがわかる書きっぷりです。
こういう歴史の裏話について余り知識の無い人にはとても面白いだろうし、ある程度囓ってるような人がなめてかかって読むと、ぴしっとやられます。あちこちにちらちら覗く、作者の意見というのは結構鋭いですから。
貴族や王宮がテーマだったら最高 ★★★★☆
タイトルに惹かれて買ったんですが、後宮に関係ない部分が幾つかありました。グリム兄弟やモーツァルト、同性愛者の革命家の話などが出てきてちょっと戸惑いました。あの記事自体は面白かったんですが、「後宮の世界」ってタイトルからは外れてたかなぁ。そう思ったので、☆4コにしてみました。
内容は凄く面白かったので、もう少し違うタイトルにして、後宮を含む貴族や王宮をテーマにした雑学本にしたら最高だったんじゃないかと思います。
十分に楽しめます。 ★★★☆☆
内容の中心軸がいわゆる「後宮」からブレているという方もいるようですが、「女性を中心とした宮廷文化史」という観点から読めば、十分に楽しめます。確かに人気のテーマとはいえ、グリムとかモーツァルトとかが突然出てきたのは、僕もビックリしましたが。

以前、内容を問題視するレビューが上がっていたことがありましたが、もともとこのような内容や読者を対象とした本に目を吊り上げてツッこみを入れるのは、まったくTPOを無視した、大人げない行為だと思います。

最後にある方が書いておられる「ブリオッシュ」の件ですが、少なくともマリー・アントワネットの言葉ではないというのが現在の定説ですから、問題はないと思います。

ネットで「ブリオッシュ」の単語を検索するだけでも答えはすぐに出てくるはずです。今後は、もう少しお調べになってから、レビューはお書きになることをオススメいたします…。
気になることが。 ★★★☆☆
 項目が多く、章も適当な長さで、パラパラと読めてしまいました。
 ただ、「あとがき」の内容に「パンがなければお菓子(ブリオッシュ)を食べればいいのに」と言ったのはマリー・テレーズ王妃とここではなっていますが...。それはマリー・アントワネット王妃もしくはルイ15世の王女のうちの誰かということではなかったでしょうか。いろいろ説があるのかも知れませんが。すごく気になりました。
敷居が高いかと思いきや ★★★★★
世界史にうといのでもう少し難航するかと思いましたが、思いの外ぐいぐい読み進む事ができました。前半は推測を根拠に推測を重ねるなど、既製の本の焼き直しのようでもあり著者の意図をはかりかねたところもありましたが、後半にはいると(特にフランス編のあたりから)は著者自身の推測もきちんと整頓され、なるほどと頷かされます。俄然面白くなってくるとあっという間に最後まで読み切ってしまいました。
とはいえ、前述したようにあるていどの世界史の知識があったほうが、さらに楽しめることは間違いありません。単純に好きな項から読むのも良い方法かと思います。それでもヨーロッパ編は密接に同時代の人物が絡み合っているため、読後は世界史に少し詳しくなった気がするほどでした。また読み直してみたいと思います。