気づいたら全部揃えてしまいました。値段も手ごろですし、ダーティファンならコンプリートしない方がおかしいかも。手に入るうちにそろえた方が良さそうですよ、・・・といっても別にアマゾンの回し者ではありませんよ（笑）。

ついにリリースされた1988年５作目のサントラ単独盤で、シリーズ全作リリース完結！
現時点では。＾＾）

さすがにイーストウッド主演では、もうないでしょうね＾＾；)
「ダーティハリー・ビギニング」とかいって、よりハードでシリアスな原点回帰のリメイクはありそう･･･？

それはさておき、音楽は、シリーズでは３以外、すべての作品を手がけたラロ・シフリン。
今回は、以前の作品のメロディも現れ、ジャズから80年代風フュージョンのような軽さをアレンジしたサウンドです。
それでも、緊張感とスピード、スローな曲も聴かせる１枚。
ただ、少し音の作りが薄いというか、軽いというか･･･が気になりました。
初期の荒々しさ、パワフルな感じは聴かれません。

　映画音楽は、ほとんど聴いて居ましたが、ダーティハリーシリーズのオリジナルサウンドトラックは、何処のＣＤ屋さんでも手に入らない貴重なモノだと思いましたので、今回購入いたしました。
　第一曲目のＳａｎＦｒａｎｃｉｓｃｏＮｉｇｈｔは、ダーティハリー５のオープニングテーマ曲だと思うのですが、聴いているうちに映画のシーンが蘇ってくると同時に、懐かしくなりました。

1作目の完全版発売から、ずっとこの作品が出るのを待ってました。アソロジー盤にも収録されず、唯一、シフリンのアルバムの中のダーティーハリー組曲で片鱗が聞けただけでした。前作までと違い明確に設定されたハリーのテーマ（1作目のメインタイトルをアップテンポで）、そして、ラジコンカーとのチェイスの曲とこのシリーズとしては意外なほど明確なメロディーラインが存在する。作品内容は往年のシリーズからするとややトーンダウンですが、ラロシフリンは快調で、やはり彼の曲でなければと思いました。

２００４年から発売された「ダーティハリー」サントラ完全版シリーズの最終作、
「ダーティハリー５　The Dead Pool」が２００９年をもって完結する。途中、コンスタント
に出たり、暫く休止したりし、足掛け５年にわたったが、なんとか全作品揃った。
　結局、ブルーレイや、ＤＶＤによるアルティメット盤が先に揃ってしまったが・・。
　劇中で使われたガンズ＆ローゼスの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」の印象が
強烈で、スコア自体はあまり影の薄い作品だが、再度純粋にスコアで聞くとどのような
感じになるのか楽しみである。
　過去４作品までは「ベスト・オブ・ダーティハリー」というＬＰで数曲だがレコード化
されていたが、この「５」は初めて商品化されるのでもっとも期待できる１枚ではないか
と思う。無事、延期なく発売されるのを願う。
なお、前作「４」でロバータ・フラックの「永遠の想いを」は未収録だったので、ガンズの
挿入歌も未収録になるかもしれない。