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ブロードウェイのバークレー夫妻 [DVD]

価格: ¥5,040
カテゴリ: DVD
ブランド: ジュネス企画
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The BARKLEYS of BROADWAY ★★★★☆
前年(1948年)の『イースター・パレード』はジュディ・ガーランドの映画で、彼女だからヒットした作品です。40年代はMGMミュージカルの絶頂期であり、もうすでにこの時代はアステアで客を呼ぶことは難しく、ジュディの降板は仕方ないにしても、その後は30年代のコンビ復活ということで何とか話題を集めたかったのが本音です。

ストーリーも1度破局を迎えた夫婦のよりを戻すという展開で、どことなく二人のコンビ復活と重なっているとこがリアルさがあって良かった。

それにしても、オスカー・レバントのピアノ演奏がかなり目立っていたのもマンネリ化したダンスだけでは物足りなさがあったのは拭えない。それでも、Gershwinのスタンダードである名曲『They Can't Take That Away From Me』で唄って踊るシーンは最高でした。

フレッドは年は取ったが相変わらずの軽い身のこなしのダンスを披露していたが、ジンジャーはオスカー女優の貫禄が加わって優雅さがありました。30年代とは立場が逆転していたコンビに注目してください。
カラーのアステア&ロジャース ★★★★★
一度は映画界から引退したアステア。しかしジーン・ケリーが骨折したために代役を頼まれて出演した「イースターパレード」がヒットした。そこで共演したジュディ・ガーランドとのコンビでもう一本つくって当てようともくろんだMGMだったが、こんどはジュディがダウンしてしまった。薬に頼りすぎるなど精神的に不安定だった彼女は、撮影所に姿をみせなくなったためクビになる。そして代役にきまったのがジンジャー・ロジャースだった。その後撮影所にジュディが現れて騒ぎを起こしたりしたが、偶然に偶然が重なって黄金のダンスカップルが10年ぶりに競演することとなった。台本は「雨に唄えば」のアドルフ・グリーンとベティ・コムデン。監督のチャールズ・ウォルターズはふたりの映画を見て育った世代。彼はジンジャーが撮影所に現れてアステアとそっと抱き合うのをみて涙を流したという。その気持ちは現代の私が想像してもとてもリアルに共感できる。その作品がようやく日本でもDVD化された。またあの二人のダンスをみることができる!それだけで胸が躍る、最近こんな気持ちになれることってそうそうない。映画のストーリーなんてこの際なんでもよろしい。オスカー・レヴァントがじゃまくさくっても気にしない。ふたりのダンスシーンはやはり完璧です。まあ、最初のダンスは映画のタイトル文字なんかで邪魔されてしまってるんでがっかりですけど。これはたしかザッツ・エンタテイメントのどれかで文字抜きでみれたと記憶してますが・・・
アステア&ロジャース最後の共演作 ★★★★★
この作品はアステア&ロジャースが最後に共演した作品です。
ストーリーは、ブロードウェイのミュージカルスターであるバークレー夫妻(アステア&ロジャース)はおしどり夫婦でありましたが、ある日妻はミュージカルを毛嫌いする演出家(ルイ・ジュールダン)に演劇への進出を勧められ、乗り気になってしまい夫婦に危機が・・・というものです。
この作品が作られたのが1949年ですが、この時の二人の共演は『カッスル夫妻』【1938】以来実に11年ぶりでした。その間ジンジャー・ロジャースは女優の方に力を入れ、踊る事もしなくなっていたそうです。
しかし、この作品では『誰にも奪えぬこの思い』などのダンス・ナンバーでかつてに引けを取らないような息のあったダンスを見せてくれます。これが二人の最後の共演作になったことを思うと、見事に有終の美を飾ってくれていると思います。