人間らしく生きたい人へ
★★★★☆
成果主義、効率化と言われている現代社会。気付けばあなたの話し方も効率化、簡潔で単調なものになっていないだろうか?
本書はより人間らしい表現方法の仕方や人を惹きつける立ち振る舞いのヒントを教えてくれます。
「人が人を呼ぶ」と昔から言われているように聞き上手で表情豊かな人には多くの人が集まってくるでしょう。
仕事は効率化できても人の心は効率化できない。
人間は良い意味で「無駄」が必要な生き物だからだ。
話し上手は聴き上手
★★★★★
話し上手は聴き上手といいますが、この本を読んで、本当に話すことと聴くことはつながっているんだなと思いました。
人は聴く訓練を一番できてないという著者の言葉がとても印象的でした。
話し方は心の交流、和田式文体で読ませる癒しのメッセージ
★★★☆☆
大人気の和田さんの真骨頂、話し方、聞き方のベストセラー本。
文庫化されました。
とにかく、読みやすい。心で読める。独特の文体。
本書を読むと、話しこと、話を聴くことは、言葉を発する
だけの行為ではない。相手と、複数の相手と、そして自分の心と
心を交流させることだ、ということがはっきりとわかりました。
さまざまなシーンを織り交ぜながら、みんなが生きていく生活で
必ずあるであろう喜怒哀楽をしっかりと取り混ぜながら、和田さんは
会話すること、話しをすること、「心を相手と共鳴させて」その上で自分
の個性をメッセージアウトすることを教えてくれます。
会う人全員と気が合うわけではないけれど、努力は大事
★★★★☆
基本的には、会う人全員に好かれようと思っていないので
タイトルには抵抗があったのですが、
しかし、仕事となれば、好かれた方が得です。
成績もアップします。
昇進するかもしれません。
お給料が上がるかもしれません(笑)
この本はまず、苦手な人ともうまくいくように
その場の空気を変えることから始まります。
このへんが営業のプロなのでしょうね。
出会いは何かの学びだと、感謝する心に入れ替えるように
「ものすごく訓練しなくてはいけないのです」。
それができるかどうかで、人生大きく変わりそう。
これはハードルが高そうですが
自分が変わることはできそうです。
たとえば、後半は自分から相手を褒めたり、
効きにくい声やトーン、話し方を改めたり。
相手に不快な思いをさせないと思うと、自分を変えられます。
また「舌足らず」というマイナスポイントも
服装でビシッと決めて、声はかわいい、というふうに
ギャップで好感度を高めるというテクニック。
これはすごいですね。
ちょっとした気遣いを言葉に寄せる。
そんなコミュニケーションができるようになるための一冊です。
やさしいほん。
★★★★☆
和田さんの感性で導き出されたコミュニケーションスキルについて、
体験談を紹介しながら、ロールプレイングにのせて具体的に紹介しているので、
女性の私にとっては共感・納得することだらけでした。
男性の方にも使えるテクニックだと思いますし、女性を理解することにもつながり
視野が広がるのではないでしょうか。
(この本を読まれた男性の感想に興味があります)
女性ならではの、やさしい雰囲気の会話調で書かれた文章で、
一時間くらいで読めると思います。
この本の「まとめ」の言葉をお借りして、
『読んだ。納得。 読んだ。実行。』な本でした。