敗者復活戦参加者6名ともなかなか個性的でした
★★★★★
今回は、マンガ喫茶という所にお世話になりました…
何故なら………
テレビドラマ → 映画化されるぐらい
調子が良い作品の割に増刷が為されず品薄…
特に8巻と10巻が手に入れにくいようだ(呆)
前巻、今巻と敗者復活戦で息抜き巻のようだが、どうしてどうして!
登場人物たちの人間模様、おごり、駆け引き、愛!?!?!?
の、描写は秀逸!でした(笑)
但し、品薄状況には喝です!!!
簡単なゲームなのに
★★★★★
この、敗者復活戦のゲームは
密輸ゲームの様に複雑な
勝利条件も騙し合いもなかったケド
だからこそ、気軽に読んでる最中、
ついて行けなくなるコトも
なかったので、ある意味では、
密輸ゲームより面白かったです。
でも、やっぱり内容は
密輸ゲームの方が濃かったです。
17ポーカー、最高に奥が深い
★★★★★
今までのゲームの中でも、17ポーカーは特に面白いと思う。分かりやすいのだけれど、実は奥が深いゲーム。
面白いんですが・・・
★★★★☆
7巻で、
「マネーの取り分はチームメイトなら必ず頭割りの同額。」
「チームの1人だけが儲かることはないという事です。」
とルール上で明言されております。
(例としては敗者が上げられていますが、
ルールが適用されるのが勝者、敗者どちらか一方だとは明言していないので、
当然、どちらにも適用されるルールとなります。)
従って、本8巻で、ある人物が敵方のある人物に持ちかけている取引は成り立たない事になります。
敵方の人物がルールを忘れていた?
分配した後で再分配を主張する?
どちらも無理があると思います。
「忘れていた」はあまりにもなんですから論外として、
再分配も、不利を受ける側が「知ったことか」と言えばそれでお仕舞。
ルール上、再分配しなければいけない根拠はありません。
敗者復活戦のどんでん返しに関わる部分なので、
「えー」と言う思いをした分、星一つ引かせていただきました。
世界に紹介したい作品
★★★★★
負けたら終わりの死闘、3回戦敗者復活戦の後編。「17ポーカー」の後編と「回らないルーレット」が描かれる。
前の巻のレビューでも書いたけれど、この作品の知的レベルの高さ、ゲームの独創性は絶賛するしかない。こういう作品こそ、世界に紹介して評価を聞いてみたい気がする。うまく翻訳すれば、国際的にも熱狂的に迎えられると思うのだけど、どうだろうか。
しかし、私はひねくれ者なので、つい揚げ足取りもしてしまうのですが…。
この敗者復活戦では、事務局は6人のプレーヤーに9億円貸し付けるのに、終了後は6億円しか回収しない。その代わり、ゲーム中にチップがディーラー(事務局)に流れるというルールがある。
3億円以上流れれば、プレーヤー全体では赤字になり、第1ゲームの「24連装ロシアンルーレット」は、チップがディーラーに非常に流れやすいルールだったので盛り上がった。でも、「17ポーカー」と「回らないルーレット」では、逆にほとんど流れないルールなので(プレーヤーが容易に「流れ」を止められる)、その点のスリルには欠けるように思う。
また、「17ポーカー」で秋山が編み出した必勝法は衝撃的なのだが、実際にうまくいくのか?、という疑問もある。まあ、論理的な必勝法はそのとおり実行可能、ということにしないと、ゲーム自体成り立たなくなるので、言うのは野暮だけどね。