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交渉人は嵌められる (SHYノベルス)

価格: ¥903
カテゴリ: 新書
ブランド: 大洋図書
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芽吹の過去が明らかに ★★★★☆
芽吹の過去が明かされた。あんな事があって今の芽吹がいることが信じられない程、芽吹にとってはキツイ出来事だっただろう、と心が痛んだ。
が、なんだかこの事件納得できない。母親がもっと早くに行動していたらこんな悲惨な事にはならなかっただろう、と違和感。
あと、環、周りが思っている程、頭が切れて凄いのか?
最後、芽吹チームにしてやられる場面は、あらあら、超一流の詐欺師がこんなもの?と少し期待はずれ。
環が兵頭にこだわった事もなんだか変な気がしました。それこそ警戒心がなく一流ぽくない。
話の流れとか持っていき方、会話とか表現のしかたとか、さすが榎田さん!飽きさせず読ませますが、今回はラストが想像できちゃいました。
タップに関する一行で。
でも芽吹、今回の事件で兵頭に対する気持ちがハッキリして、二人にとっては又一歩前進でしたね。
次回のキヨのお話が楽しみです。
ストーリーはよかったのではないでしょうか ★★★☆☆
ストーリーは無理やりなところがあったような気もしますが
独特なテンポで進むストーリーはやはり好きです。
1作目・2作目・が非常に面白く3作目でこれからどうなるのかと
待望の4・5作目だったので期待が大きすぎたところもあるかもしれませんが
やはり好きなシリーズです。
ちょっと笑えるとこもありますが、メインのストーリーはあくまでもシリアスで読みやすいです。

ただ皆様がおっしゃるように奈良さんのイラストはひどくなっていると思います。
独特の世界観があるイラストでそれが悩み多き主人公のイメージにぴったりだと思っていたのに・・・。
これからはもうイラストはなしにしてほしいくらいです。
挿絵が・・・ ★★★★☆
多くの方がおっしゃる通り、
イラストが・・・・・(半分 怒り)
初めて、奈良氏の挿絵を 
「これなら いらない。無い方がいい」と、思ってしまった。

本文は、
過去〜現在・・・多くのキャラが入り乱れ、
だましだまされ・・・みたいに 進んでいきます。

そして 芽吹にとってショックな場面で「・・・嵌められる」は、終わります。が、
「・・・諦めない」が、 同時発売で(これに関してのみ ★5つ)ほんと良かった。
挿絵が残念 ★★★☆☆
文章はとても面白いです。場面ごとの緊張感があり、退屈させずに最後まで読ませます。
最終的に消化されていない伏線と出来過ぎた感はありますが、読んでいる間には、面白いとしか感じさせません。
最後はいつの間にそんなメロメロに?と思いましたが・・・。

ただ、挿絵がひどすぎます。これは画風が変わったとかいう問題ではありません。
画風がどうだろうと、場面に合った絵を書くべきです。
せっかく著者が高めた緊張感を挿絵がぶち壊しています。
作品の雰囲気を壊すような挿絵は無いほうが良いと私は思います。
残念です。
シリーズで長く読めると思っていただけにがっかり ★★☆☆☆
私は榎田さんと奈良さんのファンではありません。中立の立場の読者です。

まずシリーズでなければこの表紙では手に取らなかったですし、今回かなり抵抗がありました。
中を見てもあまりの線の酷さに愕然とします。
上手い下手以前に本当にこれがプロの仕事なのかと、このレベルで商業誌として世に出てしまう、
BLジャンルの水準の低さに失望を覚えます。
画風の変化というより質の劣化。挿絵があるために純粋に愉しめませんでした。

個人の好みはあるでしょうが、私は初期の頃の芽吹と兵頭の夫婦漫才的なやりとりが好きでした。
そこに水を差す七五三野の存在も高得点をマークしていただけに、今回は残念でしかたありません。
ハードなセックスなんてなくても、いちゃいちゃしている30過ぎのおっさんたちで十分。
芽吹がどんどんただのおっさんから、BL的受になってしまって兵頭を受け入れることに抵抗がなくなっている。
なにか違うなぁ…という違和感が拭えない(別に芽吹に純粋さを求めているという意味ではなく)。

重要なキーパーソンになっている環もぞんざいな扱いをされていて、全体の質が落ちています。
とことん悪人で通すなら、とびっきり狡猾で魅惑的な詐欺師にして欲しかった。
芽吹チームたちに華を持たせるためとはいえマヌケ過ぎです。
同じ都合良く終わるラストなら、もっと水準の高いエンターテーメントが見たかったです。