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ハクバノ王子サマ 10 (ビッグコミックス)

価格: ¥540
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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全体を通してとても良い作品。 ★★★★★
ラストには賛否両論あるみたいですが、私的にはこれ(ラスト)を含めてとても良い作品だと感じました。
30歳過ぎての独り身の女の悲哀がとても良く描かれていて心をえぐられるような感覚に陥りました。
タカコサマは、学校だとすごく凛としててカッコいい感じなのに、学校外、特に好きな人(小津)の前ではとても可愛らしい女性で、それなのに結構置かれている状況が彼女にとっては悲惨であり浮気・不倫と本当なら嫌悪を抱きそうな場面でも、タカコサマ、負けるな、頑張れ!と応援したくなるんですよね。
2人の関係(小津とタカコサマ)はとても最初から過酷な状況なのですが、私はこの2人はやはり運命で出会った2人なのだと感じました。だからラストは納得でありとても清々しい気持ちで見終わりました。本当ならもっと2人のラブラブなところとかその後の展開も知りたいとも思うのですがそこは読者ひとりひとりが想像してください的なものかなと思います。実際、結ばれても前途洋々ではなく結構まだ辛いこともあると思うんですよ。特に小津側の人間はタカコサマのことを良く思わないでしょうからね。そこをぼやかしたのも作者の考えがあったのでは。それでも結ばれた2人には結ばれる前の不幸に比べたらどうってことないのでしょうけど。これからは2人だからね。
年の離れた辛い恋ということで思い浮かべるのが「いとしのエリー」ですが、それを彷彿とさせるストーリーでした。これは男子生徒と女先生の話でしたけども。
この作品は間違いなく私のお気に入りの作品のひとつになりました。
こういう類の作品で他にも「いとしのエリー」、「めぞん一刻」、「クピドの悪戯 虹玉」などがお気に入りです。
良作でした! ★★★★★
すべての巻を読んでの感想になります。
ドキドキする展開で面白かったです。
物語のクライマックスは盛り上がりに欠けたとのレビューもありますが
二人の出会いから結ばれるまでの物語としてはここで終わりでいいと思いました。
しいて言うならばこの恋が実るまできつい思いをたくさんしたタカコサマが
笑顔で小津先生と生活しているところを書いてほしかったです。
(そこは想像するところなのかもしれませんが。。。)
まだお読みでない方は是非!
この作品はいいと思います。 ★★★★★
我々と同じ普通の男女の恋愛を描いた作品では秀逸だと思います。スーパーマンが出るわけでなく、そんなヤツいないだろー的な人物もいない、まっとうな作品だと思います。だからこそこの作品には、切なさが詰まっているのです。その切なさを僕たちは理解できるのです。だってこの物語はひょっとすると自分に当てはまるかもしれない、という錯覚を引き起こすからです。その錯覚は男女問わずにあると思います。その錯覚は本当にそこら辺で見ることができるからです。だからこそ「普通」の男女は本作に惹かれるのです。ラストについては見解が分かれるところでしょうが、私には問題ないものでした。作品に自分を投影できるかどうか、で本作の評価は分かれるところでしょうが、30過ぎたら男女とも読んで損はしない、恋愛漫画の白眉だと思いますよ。
感想 ★★★★☆
これから、いったいどんな展開が待ち受けているのだろうと、楽しみにしていたのに、いきなりのエンディングはあり得ないと憤慨しているのだけど、それにいたるまでに結構楽しませてもらったので、個人的には平均点以上はつけられると思っている。
それにしても、もっと良い終わらせ方があっただろうにとホント残念。
30歳代の読者には良作なんじゃなかろうか? ★★★★★
 青年誌に連載されていたのが多分、作者にとっても読者にとっても不幸だったんだと思う。晩婚化が進む30歳代の半分近くが未婚であるとはいえ、けっして恋愛経験値は低くない。特にキャリア系の男女にとって結婚活動に時間とタイミングを合わせるのはとっても難しい。寂しさを紛らわせる不倫、あるいは無難な人との関係、元彼・彼女に一時癒される、等おもしろい複線は賛否あるんだろうが、私はありだと思う。この『ハクバノ王子サマ』は、綺麗なんだけれど少し奥手な32歳の高校教師と、一般企業の激務に疲れ転職した25歳の新米教師との恋愛を描いている。新米教師には大学時代の同級生の可愛い彼女がいるんだけれども、彼が教師に転職したのを機に退職してイギリスに語学留学に行っている。きちんと事前に婚約してるのを、したたかさと見るか可愛げと見るかで読後感はおそらく大きく変わる。そこかしこに、なんとなくリアリティーがあって、しかも共感できる本音の部分が滲み出ている。少なくとも、現代じゃ希少な”使い捨てられない企業の正社員30歳代”には共感できる部分が多くあるんじゃないか?