旬を過ぎた女の話
★★★☆☆
なぜ9巻のレヴューを書くかと言うと、自分が若い女の子に振られた時に、ユウコの話を読んだから。
「若い頃ちやほやされていたのに、旬を過ぎてしまった女」の絶望話なのですが、かなり極端に描かれている感はあるにせよ、喪男のルサンチマンに対する、ささやかな慰めになったかもしれません。
ユウコの話、極端ですが真理であってほしいです。
本当に。
タカコさまに萌えないわけが・・・
★★★★★
『スピリッツ』の連載は終了。
毎週楽しみにしていたので、とても残念。
もうひとヤマあってもいいかなーというのが正直なところだが。
ま、ハクバの王子サマだからしょうがない。。。
見所はやはり、
男子の妄想がふんだんに盛り込まれているところ。
女子高の新任教師が年上の先輩教師に恋をする。
しかも、自分にはカワイイ婚約者までいたりして。
30代の妙齢女性読者の反応が極めて冷たそうなあたりも
また、よし(笑)。
朔先生の描く女のコたちが
やたらカワイイのでそれだけもOKです。
映画化希望。
1竹内結子×小泉jr.
2檀れい×瑛太
3月船さらら×ツマブキ
なかなかキツイ現実を…
★★★★☆
今回は30オーバー、もしくは20代後半の女性にはキツイ言葉が多いかもしれません。
オンナとしての旬、そして価値とは…
コレについてタカコサマの友人ユウコが切々と語ります。
同じ女性として共感できる部分もあり、恐ろしく否定したい部分もあり…。
女性の皆様は少なからずユウコと同じ考えをどこかに持っているでしょう。
タカコサマと小津先生、江川さんの関係も興味深い感じになってましたが、
とにかく今回の注目はユウコの語りです!
女性には是非読んでいただきたい巻でした!
利根川ユウコ、大いに語る。
★★★★☆
第 94 話 「 オンナの旬 」 …。
恐らく、このマンガで言いたいことの殆どは、
これと続きの第 95 話に尽きるのだろう。
無論、それは 8 巻までの展開があった後になされたからこそ、
説得力があるものになったんだとは思うが。
いずれにせよ、この話でタカコサマに淡々と 「 オンナの旬 」 を語るユウコに、
利根川幸雄の姿を見たのは、僕だけではない筈。
やがてエスポワール、もとい、街のカフェを出てユウコと別れたタカコサマは、
コータローへの想いを断ち切 … るかと思ったらまだできないんだこのひとは !!
まあちょっと説得されたくらいでフンギリつきゃ苦労してないわな確かに。
それにしても、黒沢先生には相変わらず同情できない。
連載始まって以来、初めて彼の内面がクローズアップされていて、
何か悲哀を漂わせるような描かれ方をしてたけど、
それ読んだら余計に同情できなくなった。
やがて彼と同じ境遇になればわかることなのかもしれないが …