飛行方法の解説だけでも買う価値あり!
★★★★☆
押井守の哲学にどっぷりやられてしまった人には
どうにも物足りない内容ではあるが
スカイ・クロラを造ったスタッフの心意気と
これまでの押井氏のオシゴトを俯瞰するには
良くまとまっている一冊。
他の方もおっしゃっているが
戦闘機の飛行方法の解説は
そっちの方面の素人には大変ありがたい。
本書を参照しながら原作を読めば
理解度倍増は間違いなしである。
これおもしろいよ
★★★★★
ライトユーザーのための押井守作品入門みたいで
面白くてお得でおすすめですね。
コストパフォーマンスが高い本に仕上がっております。
これ面白いから買っときなよ的な
軽い感じで読みやすいのは好感が持てます。
原作小説のガイドブックとしても有用
★★★★★
他の方のレビューにもありますが、本書には「レシプロ戦闘機入門」という
トピックがあります。
戦闘機の各部の名称や構造、飛行方法、戦略などが図解入りで解説されて
います。(簡単に、ですが)
エルロン、エレベータ、フラップ、ラダー、インメルマン・ターン、ストール・ターン
といったフレーズは原作小説のシリーズ中に何度となく出てくるので、これから
小説シリーズを読もうと思っている方や、既読だけど空中戦についての描写は
チンプンカンプンだった、という方は、これを読むと空中戦の描写がイメージ
しやすくなるかもしれません。
The Sky Crawlers material
★★★★★
原作者アンケートではどうしてスカイクロラを書いたのかなど。
監督インタビューは6ページ。
脚本、キャラクターデザイナー、
作画監督、メカニックデザイナー、
美術監督、演出、音楽、軍事監修
はそれぞれ見開き2ページ。
簡単なキャラ紹介とメカ紹介。
戦闘機の部位名を紹介。
これでエレベータやエルロンが何かよくわかった。
おもしろいのは、モデル戦闘機が散香だということ。
原作に登場したストールターンなども紹介している。
後半は二色刷りで監督が手がけたこれまでの作品紹介。
どれも簡単な紹介だが、かえってわかりやすくなっていて好印象。かなり読みやすい。
正直、これで1000円切るのは安いと感じた。
原作の備考、映画の予習に最適の一冊。
文句なしの、星5です。