接客業界にいる人みんなにオススメ!
★★★☆☆
究極の接客サービスであるクラブのママに学ぶことのできる本。客を放さないためにはどうすればいいのか。いろいろと裏事情が分かって楽しいですよ。
銀座飲み屋のママさん日記
★★☆☆☆
大層なお題目ですが、飲み屋のママさんが書いた日記。
銀座の飲み屋デビューしたい人にはお薦めかも。
水商売から説明した経済学
★★★☆☆
銀座のママが水商売と経済学とを準えて具体的に説明していく手法です。
まず銀座のクラブは永久指名制度で自分の給料を増やす為に客の飲食代を
増やす必要がある。→給料というリターンを増やす為には未回収のお金が
発生する可能性がある。
ホステスは個人事業主。→全て自分の裁量で決まる、成果主義、年功序列はなし。
高級クラブは信用取引。
ホステスはまずヘルプの女の子を客の前に連れて行き、好みのパターンを知る。
大きく分けて
1.容姿端麗
2.頭の回転の速い、話題豊富な女性
3.癒し系女性
4.セクシーかつ悩殺系女性 に分けられます。
そして夜の女ですから男女の性愛のパターンを知る事も重要です。
男性の生理はセックスまでが上昇基調。最初がピークでそこからは
気持ちは下降線を辿る。
一方、女性は最初のセックスは底値でそこから上昇基調へ入る。
どこかで男女の気持ちがクロスする瞬間が来る。
その後男を飽きさせないようにするのが女の裁量だそうです。
また所々、基本的な経済用語を用いて水商売を例え話にしてわかりやすく
説明しています。
なんだかクリーンにまとめた感が否めない
★★★☆☆
銀座のクラブのママが、ホステスとお客さんの関係を軸に、金融について優しく手ほどきしてくれる新書。それはそうと、「銀座のママ」と「金融」という組み合わせに、なんだかエロティックな妄想をかき立てられるのは私だけだろうか。この人自身はどこで株式投資などをマスターしたんだろう。あとがきで金融専門家のアドバイスも得たと書いているが、例えば大投資家のおじさまがバックについていたりして・・・。
いやいやそんな妄想はさておき、本書は金融論として読めばそれなりに。だが、銀座のクラブについて知りたいならもう一つといったところか。クラブやホステスはおろか、銀座にも縁遠い私はもっと「夜の銀座の資本論」の「夜の銀座」の部分をもっと知りたかった。
だいたい、投資にダブらせられるほどホステスの世界ってクリーンなんだろうか。クリーンな取引があるってことは「裏取引」もあるはずではないか?例えばこの本ではヤクザと「しゃば代」について触れられていないが、それはどういうことだろうか?
またこの本では、ホステスが「ヘルプ」から始まって「売り上げ」に昇格していくプロセスが解説されているが、「ヘルプ」がどのようにして「売り上げ」にのし上がっていくのか、その肝心な部分が空白なのである。つまりこの本では「枕営業」については書かれていないのだ。テレビに出ないようなホンモノのクラブにだって、そりゃ「枕営業」で上客を盗ったり盗られたりっていうドロドロとした修羅場もあるでしょうに。ホステスの恋について割かれている章のあるのだけれど、それも「あくまで」恋であって、体を使った営業については触れられてはいない。
あと一つ、クラブのお客に対しても株式投資に対してもリスクヘッジが重要だ散々説かれているけれども、私が思うに、そもそもお水の花道を歩むこと自体が、全然人生のリスクヘッジできていない気がするんだが・・・。
よく40過ぎまで社長さんの愛人してて急に捨てられたママが逆上して、相手を刺しちゃうみたいな事件あるじゃん。
夜の銀座のテキスト
★★★★☆
銀座の一流ホステスが、夜の銀座の現実を解説。いわゆる暴露本の類ではなく、夜の銀座の経営の実態から、遊び方に至るまでを、品のよい分かりやすい文章で綴る。ビジネスマンとして、知っておくに損のない知識が身につく。