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ETF 世界を舞台にした金融商品 (現代の錬金術師シリーズ)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: パンローリング
Amazon.co.jpで確認
素人が書いたからこそわかりやすい ★★★★☆
内容は単純に海外の口座で購入できるETF商品紹介にすぎないんですが、自分でネットで全部調べるのは大変です。そういう意味では便利な本です。でも、2年も経つと状況は変わってしまうので1年くらいしか役に立たない情報ではあります。著書は、銀座のホステスさんみたいで昔フューチャージャパンで連載していたときはホステスというタイトルを大きく出してましたが、ここでは投資家ということになってます。便利なガイドブックとして利用すればいいんではないでしょうか?個人的には分散しすぎてて平均的なリターンすら望めない戦略のような気がしますが。
ETFの決定版 結構使えます ★★★★★
数年前までのETF本といえば、ETFで世界中に国際分散投資などというレベルのものが多かったですが、この本はそれらとは段違いです。
著者の浅川さんは銀座のホステスだったそうですが、さいきん話題の筆談ホステスとはクラスが違います。
非常に聡明な女性という印象を受けました。
バックに誰かお金持ちで投資に詳しい男性などがいるのでしょうか?
興味深かったETFは、

・米国債のショートポジションをもつETF
・米ドル指数のショートポジションをもつETF
・ダウの犬に投資するETF
・VIXに連動するETF
・ヘッジファンド指数に連動するETF

です。この5つのETFはこの本を読むまで知りませんでした。

米国債ショートETFと米ドルショートETFは非常に興味深かったです。
CBOTにはT-Bond先物が、NYBOTにはドル指数先物が上場されているので、それらを使ってもいいのですが、先物だけに売買タイミングが非常に重要になってきます。また限月制なので、“こと”が起こるまで、粘り強くロールオーバーしていかなければなりません。
その点、ETFなら気軽にポジションを持って、ゆっくり待っていてもいいかなと思いました。
ドル資産があってヘッジの必要性がある人にはお勧めだと思います。

ダウの犬連動やヘッジファンド指数に連動するETFは、個人投資家にも人気がでそうな気がします。

東証や大証に米国債ショートや米ドル指数ショートのETFが上場されたら、非常に面白いですが、政治的に難しそうですね(笑)
読んでいて楽しくなる本 ★★★★★
さすがに海外投資の第一人者である浅川さんの本だけあって、幅広い知識が惜しげもなく披露されていて、楽しくなってしまいました。

「へぇー、そんなETFもあるんだ。」と何度うなったことでしょう。

例えば、ダウの犬10銘柄に投資するETN、ベンジャミン・グラハム式に則って抽出された銘柄を保有するETFがあるかと思えば、米国債ショートETFもあります。 これなど、最近のインタビューでジュリアン・ロバートソンが、「インフレヘッジ目的であれば、金を買うくらいなら、米国債を売るべきだ」的なことを発言していたので、このETFを買えば、それを実現することもできます。

また、浅川さんのポートフォリオの変遷も自分のポートフォリオを作る上で参考になります。
最新のETF事情を知る上で欠かせない1冊です。
実践的な啓蒙書 ★★★★☆
ETFの概要から、最新のラインアップまでを分かり易く解説。後半では、筆者の資産運用手法や資産運用への取り組み方の指南がなされており、これが実践的で大変参考になる。一般的な運用ノウハウ本より余程読む価値がある。