ストーリーは動き出します
★★★★☆
わちふぃーるど創世にまつわる秘密が解きあかされる大長編シリーズ。その第2弾。ストーリーは動き出します。
アルスに住む元の飼い主リーマちゃんからダヤンの元へ届いた手紙。しかしダヤンはアルスの文字が読めません。でも大丈夫、何でも知ってる博識の猫ジタンに読んでもらえば良いんです。
辛抱ができない気ままな猫ダヤンはジタンが帰ってくるのを待ちきれず、元枯れ木のロークをお供にジタンを探して旅立ちます。
ダヤンの事ですので(^^;すんなりと旅が進むはずもなく、恐ろしい魔物バジリスクに捕まって北の森魔王の城にまでお邪魔しちゃいます。とらえた獲物の目玉を自分の頭に飾り付ける事を趣味とする大蛇バジリスク。ダヤンは持ち前の強運にロークや、ジタン、風達の助けを得てなんとか逃げ出しますが、そこで魔王のたくらみを知る事になります。
リーマちゃんからの手紙にはある人からジタンに宛てた依頼事がありました。ダヤンとジタンは手紙の依頼を果たしつつ魔王のたくらみからタシルを守る方策を考え出します。
魔王の命を受けタシルの街へ迫る恐ろしい魔物バジリスク。迎え撃つダヤンとジタン、タシルの住人達。さて、どうなりますか・・・
この巻ではもう一匹の主人公、神秘の猫ジタンの秘密が少しずつ見えてきます。そしてシリーズの重要人物も登場、伝説の大魔女セ!話だけですが(^^;
このシリーズ、個人的には「ハリーポッター」シリーズに匹敵する傑作ファンタジーだと思います。見逃す事なかれ!
おすすめ
★★★★★
満員電車の中で読むと、現実逃避できてお勧めです。
わちふぃーるどの世界に引き込まれていきます。
ジタン、いい男です。
おぉ!!
★★★★★
この本の大型(?)の物も買いましたが、
ダヤンシリーズの中でこの「ダヤンとジタン」
が一番面白い。
バジリスクとの戦いのとき、せなかがぶるぶるっと
武者ぶるい(?)しましたよ。
文庫版も買っちゃおうかな~~~~。