わちふぃーるど創世にまつわる秘密が解きあかされる大長編シリーズ、その第３巻。ダヤンの冒険もメインストーリー、もう引き返せませんよ(^^;

　いつもの平穏をとりもどしたわちふぃーるどに春がやって来ました。生真面目なジタンもたまには（ダヤンのように）道草をくってごろごろしてみたくもなります。それをいつもの仲間たちに見つかっちゃってもどうということもありません。だって春だし、平和だし、仲間たちはいるしね。
　一方、死の森から出ることを禁じた雪の神の掟を破り、しもべキマイラが得た情報を元に北へと遠征をはかる魔王軍。
　掟破りに激怒した雪の神はたちまち魔王軍を氷漬けにしてしまいます。
　それだけならよかったのですが、妥協した過去を後悔した雪の神は過去を消すための行動に出ます。
　雪の神の行動に危機を覚えるエルフの風の王、ジタンたち。そして、伝説の大魔女セがわちふぃーるどに帰還します。
　氷に閉ざされつつあるわちふぃーるどを救うべく、魔力を取り戻したセの時の魔法によりダヤンとジタン（と・・・）が時の魔法の世界へ送り込まれます。
　時の魔法の世界はワンダーランド、おかしなすてきな世界が広がります。精霊タイムを追いかけてこの世界に入り込むダヤンとジタン。タグポーポー鉄道に乗って懐かしい再会。難に合い途中で立ち寄るスコシマエは夏至祭り。そして終点の遺跡。その先に広がる「ナンニモナイ」、さみしくて、でもやさしい「ナンニモナイ」。
　ダヤン（＋？）は過去に向かい旅立ちます。ジタンも・・・

　このシリーズ、個人的には「ハリーポッター」シリーズに匹敵する傑作ファンタジーだと思います。ぜひごらんあれ！

　ジタンの謎が見えちゃった第三巻。
　普段はしないお昼寝を見られて困っちゃうジタン。（いや、謎関係ないし）
　うきゃああああっｖ
　いきなりこれはずるいっ！！　可愛すぎてめろめろ☆
　
　後、楽器には精通してるけど、歌はおぼつかないっていうのにさらに撃沈。激かわです……っ！
　
　エルフの剣で戦ったり、過去の自分と鉢合わせしちゃうとか、可愛い可愛いジタンの連続で息切れし始めた頃（興奮し過ぎ）
　衝撃の展開が……。
　え？　何で？　何でこんな状態になってんの？？

　相当動揺しました……。
　何か、このためにずっと生きてきたジタンが切なすぎる……！
　ジタンを幸せにしてあげて欲しいです（＞＜）

わちふぃーるどの危機!
大魔女セもアルスからやって来る
わちふぃーるどをタシルの町を救うため住民たちが一丸となって立ち上がる
住民たちの熱い思いを背負いダヤンはジタンとともに旅にでる

息つく暇もなく一気に読んでしまいました
わちふぃーるどが造られたときにかかわる秘密が…
たまりません。お勧めです