この手の企画物アルバムは、「船頭多くして」とか「大山鳴動して鼠一匹」という感じで、面子の豪華さに目を奪われてしまい、肝心の音に関しては印象が曖昧になりがちです。このアルバムを聞くまでは、若干そんな危惧を感じていましたが、いきなりエリック・ジョンソンが登場してそんな心配は杞憂に終わります。しかし、G3ライブ以外ではあまり外に出たがらないエリック・ジョンソンの参加は嬉しい限りです。特に「Giant Step」をまったく新しい解釈で弾きこなすグレッグ・ハウには正直脱帽モノです。私のように昔、コルトレーンを聴き込んだ人間でも十分楽しめますし、コルトレーンにあまり馴染みがない人でも結構新鮮に感じられるのではないでしょうか。しかし名曲「Naima」担当がフランク・ギャンバレというのも面白いですね。組み合わせの妙を楽しめるようになれば、十分おつりがくるのではないでしょうか。
以前、ビートルズのトリビュートアルバムがやはりフュージョンギタリストたちによって作られましたが(John Abercrombie やAllan Holdsworth などが参加)、今回はより難度が高いコルトレーンということで、上質のフュージョンアルバムに仕上がっています。
解説は省きミュージシャン等を紹介。
プロデュースとアレンジはJeff Richman。
もちろんギターも弾いています。エンジニアにPaul Tavenner。
ベースはAlphonso Johnson、キーボードはLarry Golgings、ドラムはTom Brechtlein。
ギターはEric Johnson(1)、Jeff Richman(2、8)、Steve Lukather(3)、Greg Howe(4、7)、
Mike Stern(5、9)、Frank Gambale(6、11)、Robben Ford(10)、Larry Coryell(12)。
どうです? すごいでしょ。
解説は省きミュージシャン等を紹介。
プロデュースとアレンジはJeff Richman。
もちろんギターも弾いています。エンジニアにPaul Tavenner。
ベースはAlphonso Johnson、キーボードはLarry Golgings、ドラムはTom Brechtlein。
ギターはEric Johnson(1)、Jeff Richman(2、8)、Steve Lukather(3)、Greg Howe(4、7)、
Mike Stern(5、9)、Frank Gambale(6、11)、Robben Ford(10)、Larry Coryell(12)。
どうです? すごいでしょ。
邦盤ではギタリストと曲目についてざっと解説したものがついています。