バツイチ刑事とツンデレなクリニカル・サイコロジスト
ある種の精神疾患を患った美少年、大物ヤクザとその情夫
猟奇殺人死体遺棄と盛り沢山です。

エロは少ないですが細かい萌えはあり、犯人が書き残したであろうメッセージや
複数キャラの意味深な発言が散りばめられた話も面白いです。

恋愛面ではジレジレしたい、恋愛以外の話も楽しみたいという方にオススメします。
続きもので事件も恋愛もそれ以外の関係も、きっとまだこれからなので
中途半端じゃ続きを待てない！という方は続編が出てから纏めて読んでも良いかも。

英田さんの作品は好きでずっと読んでます。この作品、表紙と内容の印象が違うので失敗したかなと思ったら、読み進むうちにそんなこと忘れていました。このまま行けばかなり面白いかも。
ラスト１０枚程になってやっと続き物なのに気がつきました。あらら。でもうれしい。英田さんの長編ものは大好きですから。この本で、いい具合に盛り上げてくれてますから２巻目も期待してます。
無精ひげで、ちょっとニブチンで情けない、けど男臭さとタバコ臭さが魅力的（？）なキャラ。すきです！もう惚れました！でも、個人的にはイラストと読んだ印象が違うので★４つです。

これから続くようで、まだ触りの部分しかわかりませんが、多分最後まで読んでも面白いだろうなと期待させるに十分でした。
続けて読める方、長い話がお好きな方にはおススメです。
誰が主役、誰か攻、誰か受って決めているわけではなく、攻×受カップルが最低2組いて、その場その場で其々の視点で書かれているのも、いろんな主役、誰もが主役になりそうな手法で面白い。
BL小説限定って考えるより、ふつうの小説だと思えて何倍も違う楽しみ方ができるのもよいです。

ただ最初にこれを手にとったときまさか続きだとは思わなかった。この本だけでは何にも解決しなけりゃ、何のヒントもわいてこない。やっぱり何がしかの進展や決着があって一冊だと思うので、その分星マイナス１で。

新シリーズの始まりです。
・・・なのでまだ、キャラの自己紹介的な部分が多いです。

疑ってかかればきりがないほど、誰もが何かしらある　大勢の怪しい人物がぞろぞろ出てくる。
（誰が主人公か　わからないほどに・・・）
猟奇殺人・・・
多重人格の少年
刑事にやくざに同級生・・・・・

面白くなるのはこれからでしょう。
次巻がどんな展開になって行くのか・・・ホントの評価はその後でまた・・・。

いつもの英田さんの本とは文体や内容が違う。より一般小説に近づいていこうとしているような意思を感じる。ＢＬ作品と一般小説の違いって何かな？と思いながら読むので多少違和感があるが、面白ければぜんぜんかまわない。刑事と臨床心理士がメインカップルかと思っていたら、異母兄弟関係がからんで、そこにヤクザと愛人なんかも加わって、多重人格の少年が重要な証人で、なかなか話の中心がつかみにくい。事件もまったく解決に向かわず紙数が尽きそうになって初めて、これがシリーズの導入部分だということに気がついた。それなら巻数を明記するべきだろう。起承転結の起の部分なので、内容についての感想は今のところ保留ということで。