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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (竹書房文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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面白いです ★★★★★
映画には無いシーンが、結構あります。この本を読んだ後にDVDで脚本家・ロッシオ氏達のコメンタリーを観て解ったことなのですが゜、どうやら映画からカットされてしまったシーンのようです。ロッシオ氏達が非常に残念がっていたのが、よく解ります。特に冒頭の、ジャックの元へ現れたビル・ターナーとのやり取りは、ノベライズ版のほうが断然良いです。 映画と若干違うので「ん?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、この本は面白いです。      原作が映画で、その映画をノベライズに起こしたとき、それが脚本家が著した物なら 「映画そのままではなく、描きたかった別の場面を書いたり脚色をする..それがノベライズである。映画と同じ内容であるなら、本を書く必要はない。映画を観ればいいのだから」 と27年程前に、ある映画のノベライズ版のあとがきで、こう書かれていた脚本家の方がいらっしゃいました。子供心に「なるほど!!」と納得したものです。  私としては、映画よりも本のほうが本当の デッドマンズ・チェスト だな、と思いました。
より複雑に ★★★★★
大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』第二弾、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の文庫です。
第一弾の文庫のようには写真がついていないのがちょっと残念でした。
海版スター・ウォーズともいえる愛と冒険の物語だった前作。今回は、より複雑な話になっていきます。
化け物デイヴィー・ジョーンズと結んだ「ブラックパール号船長契約期間」が実は切れようとしていたジャック・スパロウ。
契約切れということは・・・焦り、不安を抱えつつをそれを隠すジャック。
一方、前作でジャックを逃がしたかどで、エリザベスとウィルは婚礼の日に逮捕されてしまう。
しかしここは前作以上にパワフルなエリザベス、結局逃れてウィルのため冒険に出てしまう。
男の格好をして船乗りもこなし、いつの間にやらウィルに習ったとかで剣まで使いこなしているかっこいい総督令嬢である。
ますます成長したウィルも、貴族の陰謀に巻き込まれジャックを探しに行くハメに。
相変わらず純朴な青年でもある彼、ジャックの口車にまんまと乗せられデイヴィー・ジョーンズの船に乗り込んでいく。
そこに、エリザベスの元婚約者で、提督を辞任後落ちぶれまくっていたノリントンまで登場。
エリザベスを奪ったウィルも、海賊ジャックも大嫌いで、かつ、名誉挽回を狙う彼は貴族の陰謀に加担する・・・
カリブ海で、貴族の陰謀をめぐる現実的な冒険と、幽霊船やら巨大化け物やらのファンタジー風な冒険がうまくかみあい、
ジャック・スパロウの気の抜けたセリフの応酬もとてもおもしろく、時間を忘れて楽しめる本になっている。
ジャックがエリザベスに惹かれ、それでウィルとエリザベスも微妙に気まずくなったり、
ジャックの今後が気になる終わり方をするなど、第三弾へむけての布石もしっかり。次が楽しみである。
楽しく読むことができました。 ★★★★★
映画を観た後に読んだのですが、ジャックやエリザベス、
ウィルの心境、また映画では無かったシーンなども
描かれているので、様々な場面を思い出しながら
楽しく読むことができました。
映画の内容も忠実に描かれているので、違和感もありませんでした。