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「紅藍の女」殺人事件 (講談社文庫)

価格: ¥520
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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読みやすい作品 ★★★☆☆
とにかくテンポがいいなぁ・・・っていうのが第一印象です。
「ふるさともとめて花いちもんめ」など童謡をモチーフにしていることと関係があるのかもしれませんね。
この「花いちもんめ」の花が紅花のことをさしているとは、不勉強な私には新しい発見でした。
テレビで見るのが先だったので、よけいに読みやすかったのかもしれません。
わらべ唄が事件を起こしたのか・・・・。 ★★★★☆
「ふるさともとめて はないちもんめ」のわらべ唄がキーとなる殺人事件です。
この歌は山形特産の紅花に発するわらべ唄だそうです。
その紅花の里で起きた35年前の殺人事件で無実の罪を着せられ網走刑務所で服役。
出所した男が自分を陥れた相手に復讐したというストーリーで事件が進行し殺人事件が起こります。
ピアニストの夕鶴が浅見に相談を持ちかけ、地元警察の顰蹙(ひんしゅく)を買いながら浅見ちゃんの鋭い勘が復讐の本人がすでに殺され、復讐に見せかけた殺人事件であるとを推理、事件を解決に導きます。
ストーリの中で紅花の歴史、盛衰をたくみに盛り込んだ展開は、ピアニスト三郷夕鶴の演奏が全編に流れるような内田氏得意の旅情ミステリーを見せてくれます。
どの作品を見てもヒロインの設定が素晴らしいです。浅見ちゃんは幸せ者。