アレクサンドロス大王に就いて小学生にでも読めるように配慮したお薦め本です。
アレクサンドロス大王と少年時代からの親友で恋人のヘーパイスティオーンに関しても記してあります。
　但し、大王にペルシアのバゴーアースその他、何人もの同性の愛人が居た史実には全く触れられていません。
そういった欠点がある為、敢えて四つ星に留め置きました。
　しかし、若い世代にも拘わらず、差別語たる「ホモ」などという言葉を平気で使う無神経なレビュアーが居ることには、驚愕の念を禁じ得ません。
元来、日本人は男色、少年愛を---わけても武士の間では---高く評価し推奨していた民族だったというのに、キリスト教世界の偏見を植え付けられて、我が国本来の倫理観を喪失してしまって恥じない国民に成り下がっているとは、非先進国並みの嘆かわしき国になってしまったものですね。
妄言多謝