安心して使えそうなスラング集。語源の解説が良い!CD付(約49分)
★★★★☆
映画やドラマで出てきそうなスラング213個が紹介されています。それぞれに会話での使用例と解説(語源、類似表現)が付いています。この語源の解説が良いですね。昔、Extremeの曲で「Hip today」というのがあって「Hip(流行の先端の、イケてる)って何故『おしり』なんだろう?」と思っていましたが、これは全くの見当違いでして、ジャズバンドのリーダーの掛け声が時代と共に変形していったモノなんだそうです("Step! Step!"→"Hep! Hep!"→"Hip! Hip!")。こんな具合の語源解説を読んでいるだけで、"英語脳"が活性化されます。もうこれで「Holy cow !」なんて表現を見ても「『神聖な牛』って何だ?」なんて戸惑うこともありません。(^-^) なお本書にはCD(73トラック、約49分)も付いていて、例文の音声が収録されています。
本書に収録されているスラングは比較的"安全サイド"のものです。もし危険な(下品な)スラングに興味がある方は「ヒップホップスラング (ワニ文庫)」をご覧になると良いでしょう(→ かなり下品ですが (-_-);;)また、米語の口語表現に興味のある方は「アメリカ人ならだれでも知っている英語フレーズ4000」「ニューヨーク発ネイティブの英語表現」「さっと使える英語表現1100まるごと練習帳【CD付き】」など面白いと思われるかもしれません。