「廃盤」版も是非!!
★★★☆☆
懐かしい〜
当時を思い出します^ ^
まだBLが浸透していなかった少女時代…
図書館で初めて見た時
オトコ同士!?
ドン引き(笑)したのを覚えています
(かなり開けた図書館でしたね;)
本文、けっこう加筆修正してありますね
かなりなめらかな文体になっていて驚きました
心理描写がずいぶんつけ加えられ、わかりやすくなった
しかし当時を知る者としては、
どこかたどたどしい、初々しい文章も捨てがたい(>_<)
また、以前のイラストレーター岡部広嬢のイメージが
どうしても払拭できないのも難;
今回の北沢きょう嬢の描かれる皇も繊細で素敵ですが、
どこか女性的、
岡部広嬢の皇は、やはり繊細、
けれど男性らしさもある、いわば中性的なイラストで
読者として(わかる〜)という美男子像がありました
…どちらも(図書館でいいので)読んで欲しいな、というのが
どちらも知る読者のコメント、かな
ちなみに次巻、ラスト4巻のラストは(まぎらわしい;)
すごいイイ!!
ドラマみたいです
^ ^
(追記)
レビューが参考になったみたいで、うれしいです^^
1巻にも書いてみました
よろしければご覧くださいね
4巻が出たら、2ヵ月後に発刊の
「東京の休日」について書いてみようと思っています
^^
青春グラフィティ、かなり考えさせられる場面が多かった
★★★★☆
ついにお坊ちゃんの皇、奮起。
父親を振り切り、芦谷に告白し、そして自分の思うところに素直になろうと歩きだす。
おもしろかったのは、真史が教える事実。
自分のやりたいことがないから親に反発しない。親のせいにして、自分にやりたいことがないことを正当化している。
縛られた可哀相なお坊ちゃんという箱モノを壊す一場面が良い意味で話的に考えさせられた。
自分の生い立ちなどから卑屈になり最初から全て諦めている皇が成長して一皮むけそうなところがこの第三巻の読みどころ。
芦谷との絡みは少ないけれど、皇がまっすぐ素直に気持ちをぶつける姿がよかった。
最後の最後、芦谷と気持ちが通じ合うところもほんのりぽわっと灯った愛!という感じでよかった。
書き下ろしは芦谷視点でのこれまでの話の抜粋。
20ページぐらいですが、芦谷がどう思っていたか、今までとは逆の立場から話を読みなおすことができて、この部分が載っていることで、以前本編読んだ方も買って損はしないかと。